特許
J-GLOBAL ID:200903050074941578

ボールペン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤田 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-349938
公開番号(公開出願番号):特開平11-070775
出願日: 1997年12月03日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 弁室の寸法精度の飛躍的な向上を可能とし、弁体と弁室とのクリアランスの適正化を達成し、弁体の動作が円滑であって筆記が滑らかなボールペンを提供する。【解決手段】 ボールペン1は、筒状の本体軸2と、インキ芯3によって構成されている。インキ芯3は、ペン先チップ5、接続部材6、インキ筒(インキ収納部材)7及び球状の弁体8によって構成されている。ペン先チップ5は、インキ導通穴12の後端開口の近傍部分に拡径部13が設けられており、インキ導通穴12の内部に段差部(弁体係止部)15が形成されている。拡径部13の中に弁体8の一部が入り込む。弁体8が移動する際には弁体8はペン先チップ5の拡径部13によってガイドされる。ペン先チップ5の拡径部13は切削加工等によって作られたものであり、従来技術に比べて寸法精度が格段に高い。
請求項(抜粋):
先端部に筆記用ボールが内蔵され、軸方向に連通するインキ導通穴が設けられたペン先チップと、インキを内蔵するインキ収納部と、前記ペン先チップとインキ収納部とを繋ぐ接続部材を有し、該接続部材にはインキ収納部とペン先チップとを連通する連通穴が設けられ、当該連通穴内に弁座が設けられていると共に当該弁座と当接する弁体が軸方向に移動可能に収納されたボールペンにおいて、ペン先チップのインキ導通穴の接続部材側開口近傍には、拡径部が設けられていて弁体の一部あるいは全部がインキ導通穴内に移動可能であり、インキ導通穴内には弁体を係止すると共に弁体との間にインキが通過する空隙部を形成する弁体係止部が設けられ、ペン先チップを上向きに位置させた際には弁体は弁座と当接してインキの逆流を阻止し、ペン先チップを下向きに位置させた場合には弁体は一部あるいは全部がインキ導通穴内に移動して弁体係止部に係止され、空隙部を経由して筆記用ボール側に流れることを特徴とするボールペン。
IPC (3件):
B43K 7/02 ,  B43K 7/08 ,  B43K 7/10
FI (3件):
B43K 7/02 B ,  B43K 7/08 ,  B43K 7/10
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • ボールペン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-260977   出願人:三菱鉛筆株式会社
  • ボールペン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-147346   出願人:ゼブラ株式会社
  • ボールペン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-336658   出願人:三菱鉛筆株式会社

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