特許

J-GLOBAL ID：200903050129204195

電池およびその製造方法

発明者： 小西池 勇 ,  川瀬 賢一 ,  山本 健介 ,  飯嶋 由紀子 ,  高田 智雄
出願人/特許権者： ソニー株式会社
代理人 (2件)： 藤島 洋一郎 ,  三反崎 泰司
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-341181
公開番号（公開出願番号）：特開2006-155957
出願日： 2004年11月25日
公開日（公表日）： 2006年06月15日
要約：

【課題】 サイクル特性を向上させることができる電池を提供する。【解決手段】 負極活物質層12Bは、気相法により形成されたものであり、構成元素としてSiを含んでいる。負極活物質層12Bには、厚み方向に成長して形成された複数の1次粒子があり、この1次粒子が集合して複数の2次粒子を形成している。この2次粒子は充放電により生じた溝により分離されており、1次粒子の一部はこの溝により分裂された分裂粒子となっている。この分裂粒子の数を、隣接する5つ以上の2次粒子における1つ当たりの平均で10個以上とすることにより、膨張収縮により応力が緩和され、負極活物質層12Bの形状崩壊が抑制される。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

正極および負極と共に電解質を備えた電池であって、 前記負極は、負極集電体に構成元素としてケイ素(Si)を含む負極活物質層が設けられており、 この負極活物質層は、複数の1次粒子が集合して形成された複数の2次粒子を有し、 この各2次粒子は、負極活物質層の厚み方向に深さを有する溝により、負極活物質層の面内方向において分離され、 前記1次粒子の一部は、前記溝により断裂された断裂粒子であり、 この断裂粒子は、前記負極活物質層の少なくとも一部において、隣接する5つ以上の前記2次粒子における1つ当たりの平均で10個以上存在する ことを特徴とする電池。

IPC (4件)：

H01M 4/02 ,  H01M 4/06 ,  H01M 4/38 ,  H01M 10/40

FI (4件)：

H01M4/02 D ,  H01M4/06 W ,  H01M4/38 Z ,  H01M10/40 Z

Fターム (32件)：

5H029AJ03 ,  5H029AJ05 ,  5H029AJ11 ,  5H029AK02 ,  5H029AL11 ,  5H029AM03 ,  5H029AM05 ,  5H029BJ03 ,  5H029BJ14 ,  5H029CJ24 ,  5H029DJ07 ,  5H029DJ16 ,  5H029EJ04 ,  5H029EJ12 ,  5H029HJ00 ,  5H029HJ04 ,  5H050AA07 ,  5H050AA08 ,  5H050AA14 ,  5H050BA16 ,  5H050CA07 ,  5H050CA08 ,  5H050CB11 ,  5H050DA04 ,  5H050EA10 ,  5H050EA24 ,  5H050FA05 ,  5H050FA17 ,  5H050GA24 ,  5H050HA00 ,  5H050HA04 ,  5H050HA20

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 電池用電極及び該電極を有するリチウム二次電池
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-128139   出願人：キヤノン株式会社
• 特許第2948205号公報
  
• 非水系二次電池用負極材料とその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-293898   出願人：花王株式会社
• リチウム電池用電極並びにこれを用いたリチウム電池及びリチウム二次電池
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-321201   出願人：三洋電機株式会社

審査官引用 (1件)

• エネルギーデバイス及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-322515   出願人：松下電器産業株式会社