特許
J-GLOBAL ID:200903050142777056

タイヤ空気圧低下判定方法および上記方法を用いたタイヤ空気圧低下検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-287021
公開番号(公開出願番号):特開平7-137514
出願日: 1993年11月16日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】いずれのタイヤの空気圧が低下していても、その低下を確実に検出することができるタイヤ空気圧低下判定方法およびこの方法を用いたタイヤ空気圧低下検出装置を提供すること。【構成】予め各タイヤを個別に減圧させたときの判定値を求め、基準タイヤを減圧させたときの判定値に対する他のタイヤを減圧させたときの判定値の比率を各タイヤの補正係数として、各タイヤに対応付けてROMに予め格納しておく。車両の走行時において、RAMのタイヤデータメモリ領域に記憶されている回転角速度のうち、記憶個数が最も多く、かつ、その記憶個数が全体の記憶個数の一定割合以上であるタイヤデータに対応するタイヤを、空気圧が低下しているおそれの強いタイヤであると特定する。この特定されたタイヤに対応する補正係数をROMから読出し、求められた判定値Dを補正する。
請求項(抜粋):
4輪車両に備えられている4つのタイヤの各回転角速度を検出し、当該検出された各回転角速度を判定式に代入することにより、タイヤの空気圧が低下しているか否かを判定するための判定値を求め、当該求められた判定値の次のように補正された値に基づいて、タイヤの空気圧が低下しているか否かを判定するタイヤ空気圧低下判定方法であって、予め上記各タイヤを個別に減圧した状態で車両を走行させておき、その走行中に上記判定式に基づいて上記判定値を求め、上記タイヤの中から基準タイヤを設定し、当該基準タイヤに対応する上記判定値に対する他のタイヤに対応する上記判定値の比率を各タイヤに対応付けて予め記憶しておき、車両の実走行時において、上記検出された各回転角速度に基づき、予め定められた空気圧低下に関する特定の条件に該当するタイヤを特定し、上記特定したタイヤに対応付けて記憶されている上記予め求められた比率を読出し、上記読出した比率に基づいて、上記判定式に基づいて求められた判定値を補正することを特徴とするタイヤ空気圧低下判定方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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