特許
J-GLOBAL ID:200903050144321840

光電スイッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-298443
公開番号(公開出願番号):特開平11-136114
出願日: 1997年10月30日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 広い検出距離範囲を有し、検出感度の特性を任意に設定でき、増幅回路の増幅率が基準値とずれていても検出距離の設定操作が正しく行われる光電スイッチを提供する。【解決手段】 検出動作前に、増幅率可変増幅回路4の増幅率を3段階に順次切換えると共に疑似受光信号切換回路3から疑似受光信号を入力し、得られた受光レベル値に基づいて基準増幅率比からのずれ量の補正値を演算する。検出動作時は、可変抵抗器6の設定位置に対応した調整レベル値の全範囲を3区分に分割し、調整レベル値の属する区分に応じて増幅率可変増幅回路4の増幅率を切換えると共に、マイクロコンピュータ7内に記憶された判定レベルデータテーブルから調整レベル値に対応したデータを読み出して前記補正値により補正する。この判定レベル値と受光レベル値とを比較して検出信号を得る。
請求項(抜粋):
投光回路と、この投光回路から出射された光を受光する受光回路と、この受光回路からの受光信号を増幅する増幅回路と、この増幅回路からの受光増幅信号をその信号レベルに応じた受光レベル値に変換する変換手段と、判定レベル値を設定する検出感度設定手段と、前記受光レベル値と前記判定レベル値とを比較しその比較結果に基づき検出信号を出力する検出手段とを有する光電スイッチにおいて、前記増幅回路は、切換信号により増幅率を複数段階に切換え可能に構成され、この増幅回路に対して前記切換信号により増幅率を複数段階に順次切換える増幅率切換え手段と、この増幅率切換え手段により増幅率が切換えられる毎に前記増幅回路に対して前記受光回路からの受光信号に代えて所定レベルの疑似受光信号を順次入力させる疑似受光信号生成手段と、この疑似受光信号生成手段により前記疑似受光信号が前記増幅回路に順次入力されたときに前記変換手段から出力される受光レベル値夫々を予め定められた増幅率比に基づく受光レベル値に補正するための補正値を演算する演算手段と、この演算手段により演算された前記補正値を前記複数段階の増幅率夫々における補正値として設定する補正値設定手段とからなる補正手段を有すると共に、前記検出感度設定手段は、外部操作可能に設けられた操作手段と、この操作手段の操作量に応じて調整レベル値を出力する検出感度調整手段と、前記検出感度調整手段の調整可能範囲内における前記調整レベル値を前記複数段階の増幅率に対応した複数の区分に分けると共に、前記調整レベル値がその複数の区分のうちの何れの区分にあるかにより前記増幅回路をその区分に対応する増幅率に設定する増幅率設定手段と、前記検出感度調整手段からの調整レベル値に対応した判定レベルデータが予め記憶されている記憶手段と、前記検出感度調整手段からの調整レベル値に対応した判定レベルデータを前記記憶手段から読み出して、判定レベル値として設定する判定レベル設定手段とから構成され、前記受光回路からの受光信号に基づく前記増幅回路からの受光レベル信号及び前記記憶手段から読み出された判定レベル値のうちの一方を、前記補正手段により設定された補正値のうち前記増幅率設定手段によって設定される増幅率における補正値により補正する補正実行手段を設けるようにしたことを特徴とする光電スイッチ。
IPC (3件):
H03K 17/78 ,  G01J 1/44 ,  G01B 11/00
FI (4件):
H03K 17/78 P ,  H03K 17/78 B ,  G01J 1/44 E ,  G01B 11/00 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 火災感知器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-261255   出願人:能美防災株式会社
  • 光電スイッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-274069   出願人:株式会社キーエンス
  • 光電スイッチ及び光電スイッチ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-085750   出願人:松下電工株式会社, サンクス株式会社, 株式会社東芝, 東芝マイクロエレクトロニクス株式会社
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