特許
J-GLOBAL ID:200903050164069462

超疎水性コーティング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊東 忠彦 ,  大貫 進介 ,  伊東 忠重
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-540002
公開番号(公開出願番号):特表2005-507313
出願日: 2002年10月29日
公開日(公表日): 2005年03月17日
要約:
本発明は、固体及液体の表面の相対的な移動に伴う流動体の摩擦抵抗を軽減するという問題を解決する。極小の粘性を有するガス状潤滑剤用の基板として機能する超疎水性コーティングは、流動体の表面摩擦を軽減し、階層構造でフラクタルな構造の表面を有しており、第1階層レベルの形態は、上記のコーティングの基板に配置されており、連続する階層構造のレベルの形態(22、33、99)は、前の階層構造レベルの表面上に配置され、個々のより高い階層構造レベルの形態は、低い階層構造レベルの形態を繰り返しており、且つ、上記のコーティングにおいて存在している少なくとも二つの階層構造レベルのロー(2、22)及びリッジ(3、33、99)を形成しており、上記の表面は、異方性の幾何学性を有しており、流動方向に対して横方向に最大限フラクタルに展開されており、且つ、流動方向に対して最大限にスムーズであり、且つ、ガス流動を確実にすべくコーティングの基板に配置されたチャネルを有している。
請求項(抜粋):
極小の粘性を有するガス状潤滑剤用の基板として使用する超疎水性コーティングであって、当該コーティングは、流動体の表面摩擦抗力を軽減し、且つ、互いに且つ流動体の流動方向に平行に配置された凹面及び凸面を有する展開された三次元表面を有しており、 当該コーティングは、階層構造デザインのフラクタル構造を有しており、 第1階層レベルにおける形態(2)、(3)、(9)は、前記コーティング基板の次に配置されており、 連続的な階層レベルのそれぞれの形態(3)、(33)、(99)は、前の階層レベルの形態の表面上に配置されており、 より高いレベルの個々の構造の形態は、より低い階層構造のレベルの形態の形状を反復しており、 前記構造は、少なくとも二つの階層レベルの溝(2)、(22)及びリッジ(3)、(33)、(99)の形態を有しており、 前記表面は、異方性幾何学性を有しており、前記流動方向に対して横切る方向に、及び、前記流動方向に出来るだけスムーズに最大限フラクタルに展開されており、且つ、ガス流動を確実にするように前記コーティング基板に配置されたチャネルを有する ことを特徴とする、コーティング。
IPC (2件):
B05D5/00 ,  B63B1/38
FI (2件):
B05D5/00 Z ,  B63B1/38
Fターム (4件):
4D075CA06 ,  4D075CB21 ,  4D075DA07 ,  4D075DC05
引用特許:
審査官引用 (5件)
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