特許
J-GLOBAL ID:200903050177408002
レーザ割断方法、被割断部材および半導体素子チップ
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
阪本 善朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-335289
公開番号(公開出願番号):特開2005-268752
出願日: 2004年11月19日
公開日(公表日): 2005年09月29日
要約:
【課題】レーザ加工によって形成された内部亀裂を起点とする割れを基板表面の割断予定線に確実に誘導する。【解決手段】シリコン基板10の内部の所定の深度の集光点にレーザ光を集光させて集光点から深度方向にのびる内部亀裂12a〜12cを発生させ、このレーザ光をシリコン基板10の割断予定線Cに沿って走査することで亀裂群を形成し、基板表面11にはケガキによる凹部である表面加工痕11aを設ける。外力によってシリコン基板10を素子チップに分割する割断工程で、表面における応力の集中が表面加工痕11aに生じて表面加工痕11aと内部亀裂12が連結することで、確実に割断予定線Cに沿って分断されるため、精密な割断を行うことができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
レーザ光によって被割断部材から切片を分離するためのレーザ割断方法であって、
被割断部材表面に応力を集中させるための凹部を該被割断部材表面に形成する表面加工工程と、
被割断部材内部の所定の深度の集光点に前記レーザ光を集光させ、該集光点から前記被割断部材表面に交差する方向にのびる内部加工領域を形成するとともに、前記レーザ光を前記被割断部材表面に沿って相対移動させることで、前記レーザ光が相対移動した被割断部材表面に沿って当該被割断部材表面下の内部に前記内部加工領域を形成する内部加工領域形成工程と、
前記被割断部材に外力を与えることによって前記凹部と前記内部加工領域との間に亀裂を形成する亀裂形成工程と、
を有することを特徴とするレーザ割断方法。
IPC (5件):
H01L21/301
, B23K26/06
, B23K26/38
, B23K26/40
, B28D5/00
FI (6件):
H01L21/78 B
, B23K26/06 A
, B23K26/38 320
, B23K26/40
, B28D5/00 Z
, H01L21/78 T
Fターム (18件):
3C069AA02
, 3C069BA08
, 3C069BB01
, 3C069CA05
, 3C069CA06
, 3C069EA01
, 3C069EA02
, 3C069EA04
, 4E068AA01
, 4E068AA02
, 4E068AA03
, 4E068CA04
, 4E068CD04
, 4E068CD08
, 4E068CD09
, 4E068CD13
, 4E068DA10
, 4E068DB12
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
レーザ加工方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-278768
出願人:浜松ホトニクス株式会社
-
レーザ加工方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-278663
出願人:浜松ホトニクス株式会社
前のページに戻る