特許
J-GLOBAL ID:200903050214247170

遅延時間設定方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 雨貝 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-018086
公開番号(公開出願番号):特開2001-211493
出願日: 2000年01月26日
公開日(公表日): 2001年08月03日
要約:
【要約】【課題】 複数のスピーカが用いられている場合に、聴取位置における音質を向上させることができる遅延時間設定方式を提供すること。【解決手段】 遅延時間測定用音源50から出力される信号がローパスフィルタ30またはハイパスフィルタ34に選択的に入力され、マイクロホン46から出力される検出信号に基づいてスピーカ40、44のそれぞれに対応した音圧レベルの周波数特性および群遅延時間特性が求められる。次に、遅延時間算出・設定部52は、各スピーカ40、44に対応する音圧レベルの周波数特性が一致する位置の周波数を特定し、この周波数において、スピーカ40、スピーカ44のそれぞれに対応する遅延時間の大小関係およびその差を調べ、この結果に基づいて各スピーカ40、44から放射される音波がマイクロホン46に到達するタイミングが一致するように各遅延器10、14の遅延時間を設定する。
請求項(抜粋):
音響空間内に設置された複数のスピーカと、前記音響空間内の聴取位置に設置された集音手段と、前記複数のスピーカのそれぞれの前段に接続され、それぞれの遅延時間が設定可能な複数の遅延手段と、入力信号を複数の周波数帯域に分割して前記複数のスピーカのそれぞれに入力する帯域分割手段と、所定の遅延時間測定用信号を生成する測定用信号生成手段と、前記測定用信号生成手段によって生成された前記遅延時間測定用信号を前記帯域分割手段に入力することにより得られる複数の周波数帯域の音波を、前記複数のスピーカのそれぞれから選択的に出力する切り替え手段と、前記遅延時間測定用信号に対応して前記集音手段から出力される複数の周波数帯域の信号を解析することにより、前記複数のスピーカのそれぞれから放射される音波に含まれる周波数の重複部分が前記集音手段に到達するタイミングをほぼ一致させるように前記複数の遅延手段のそれぞれの遅延時間を設定する遅延時間算出・設定手段と、を備えることを特徴とする遅延時間設定方式。
IPC (2件):
H04R 3/04 101 ,  H03G 1/00
FI (2件):
H04R 3/04 101 ,  H03G 1/00 Z
Fターム (11件):
5D020CD01 ,  5J100AA01 ,  5J100BA00 ,  5J100BC06 ,  5J100CA00 ,  5J100CA28 ,  5J100CA29 ,  5J100CA30 ,  5J100CA31 ,  5J100EA02 ,  5J100FA00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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