特許
J-GLOBAL ID:200903050224122910

自動分散補償回路付き光波長多重伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-329510
公開番号(公開出願番号):特開2003-134047
出願日: 2001年10月26日
公開日(公表日): 2003年05月09日
要約:
【要約】【課題】 伝送路の波長分散を主信号光に影響を与えることなく運用中に常時測定し、測定した分散値をもとに分散補償器を用いた補償を可能とする。【解決手段】 光波長多重伝送システムが複数の波長を同時に使用する点に着目し、各波長チャネルのデータ信号が有するフレームを常時検出し、あるいは短い繰り返し時間で検出し、そのフレーム位相を相対的に比較することにより、伝送路である光ファイバの伝送遅延の波長依存性を測定する。この伝送遅延の波長依存性から光ファイバの群速度分散を計算し、分散補償に用いる。
請求項(抜粋):
光ファイバを用いた光伝送路と、互いに波長の異なる複数のチャネルの光信号を波長多重して前記光伝送路に送信する波長多重送信回路と、前記光伝送路から受信する波長多重光信号を各チャネルの光信号に分離する波長多重受信回路とを備えた光波長多重伝送システムにおいて、前記各チャネルの光信号は、周期的なフレーム構造を有するデータ信号で変調された光信号であり、前記波長多重送信回路には、前記複数のチャネルの光信号のうち、所定のチャネルの光信号のフレーム位相を同期制御するリセット回路を備え、前記波長多重受信回路には、制御信号により分散値が変化する分散補償器と、前記波長多重光信号から少なくとも前記所定のチャネルの光信号のフレーム位相を検出する位相検出手段と、前記検出したフレーム位相を比較し、所定のチャネル間の相対的な位相差から前記光伝送路で発生する相対的な遅延を算出して前記光伝送路の群速度分散値を算出し、算出された光伝送路の群速度分散値と前記分散補償器の分散値のトータルの分散による信号の品質劣化が許容値以下となるように、前記制御信号により前記分散補償器の分散値を設定または制御する群速度分散測定回路とを備えたことを特徴とする自動分散補償回路付き光波長多重伝送システム。
IPC (5件):
H04B 10/02 ,  H04B 10/18 ,  H04J 3/00 ,  H04J 14/00 ,  H04J 14/02
FI (3件):
H04J 3/00 U ,  H04B 9/00 M ,  H04B 9/00 E
Fターム (14件):
5K002AA01 ,  5K002AA03 ,  5K002CA01 ,  5K002DA02 ,  5K002FA01 ,  5K028BB08 ,  5K028CC02 ,  5K028EE05 ,  5K028KK01 ,  5K028KK03 ,  5K028KK12 ,  5K028MM05 ,  5K028MM16 ,  5K028NN02
引用特許:
審査官引用 (2件)

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