特許
J-GLOBAL ID:200903050257702033

偏位かみ合い円弧歯形を有する撓みかみ合い式歯車装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-312800
公開番号(公開出願番号):特開2000-136851
出願日: 1998年11月04日
公開日(公表日): 2000年05月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 可撓性外歯車の歯底のリムと波動発生器の内輪転動面に生ずる応力を軽減して負荷能力を高める。【解決手段】 可撓性外歯車の歯筋方向の任意の個所に選んだ軸直角断面で、可撓性外歯車の楕円状リム中立線の長軸3aより45°以下の任意に選んだ偏角θだけ離れた位置を両歯車のかみ合いの中心位置とし、両歯車のかみ合いの主部を形成する歯形の基本形をそれぞれ円弧とし、その半径間の関係を変速比歯車において成立するオイラー・サバリの定理によって規定する。かみ合いは長軸3aを離れた個所(予め与えた傾斜角θを有するリム中立線の接線の個所)を中心として行われる。可撓性外歯車のリムの楕円変形による曲げ応力が最大となる長軸3aの個所に歯のかみ合いによる応力が重畳されることはなく、歯のかみ合いによる応力は、楕円変形による応力が減少する個所に現れ、可撓性外歯車の負荷能力を高めることができる。
請求項(抜粋):
環状の剛性内歯車と、その内側の可撓性外歯車と、この可撓性外歯車を楕円状に撓ませることにより前記剛性内歯車に対して部分的にかみ合わせると共に両歯車のかみ合い位置を円周方向に移動させるための波動発生器とを有する撓みかみ合い式歯車装置において、前記剛性内歯車及び前記可撓性外歯車の基本を共に平歯車として、前記可撓性外歯車の歯数を前記剛性内歯車の歯数より2n(nは正の整数)枚少なくし、前記可撓性外歯車の歯筋方向の任意の個所に選んだ軸直角断面で、可撓性外歯車の楕円状リム中立線の長軸より45°以下の任意に選んだ偏角だけ離れた位置を両歯車のかみ合いの中心位置とし、両歯車のかみ合いの主部を形成する歯形の基本形をそれぞれ円弧とし、その半径間の関係を変速比歯車において成立するオイラー・サバリの定理によって規定することを特徴とする撓みかみ合い式歯車装置。
Fターム (12件):
3J027FA37 ,  3J027FC20 ,  3J027GA01 ,  3J027GB03 ,  3J027GB06 ,  3J027GC07 ,  3J027GC22 ,  3J027GD03 ,  3J027GD07 ,  3J027GD08 ,  3J027GD12 ,  3J027GD13
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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