特許
J-GLOBAL ID:200903050272527434
まがりばかさ歯車及び歯車装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
勝又 弘好
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-079925
公開番号(公開出願番号):特開2009-236144
出願日: 2008年03月26日
公開日(公表日): 2009年10月15日
要約:
【課題】まがりばかさ歯車において、相互に噛合する歯面の接触面積を大きくして、歯打ち音を低減し、歯部の強度を高める。【解決手段】まがりばかさ歯車の歯部15の歯直角断面Tの歯形形状は、歯直角断面が歯すじHに沿って小径端部側から大径端部側に移動するのに従って(a),(b),(c)に示すように、徐々に大きくなる。これに対応して、噛み合い側の歯面17と歯先面16との接続部21に歯先円弧部Sを設ける。この歯先円弧部Sは、曲率半径rが、歯直角断面Tの2つの歯面17,18と歯先面16とに内接する内接円の半径Rを超えない範囲内で、徐々に大きくなる、ように形成されている。歯先円弧部Sは、相手歯車の歯面に当接して弾性変形する際の接触面積を大きくすることができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
歯底円錐の外周面に、歯すじが曲がった歯部を周方向に沿って複数有し、前記歯部における前記歯すじに直交する歯直角断面が前記歯すじに沿って小径端部側から大径端部側に移動するのに従って前記歯直角断面の歯形形状が徐々に大きくなるまがりばかさ歯車において、
前記歯部は、前記歯直角断面において噛み合い側の歯面と歯先面との接続部に円弧状に形成された歯先円弧部を有し、
前記歯先円弧部は、
前記歯直角断面が前記歯すじに沿って噛み合い領域内における前記小径端部側から大径端部側に移動するのに従って、曲率半径が、前記歯直角断面の2つの前記歯面と前記歯先面とに内接する内接円の半径を超えない範囲内で徐々に大きくなる、
ように形成されている、
ことを特徴とするまがりばかさ歯車。
IPC (3件):
F16H 55/08
, F16H 55/06
, F16H 48/08
FI (3件):
F16H55/08 Z
, F16H55/06
, F16H48/08 G
Fターム (13件):
3J027FA36
, 3J027FA37
, 3J027FB01
, 3J027GA02
, 3J027HA01
, 3J027HA03
, 3J027HA05
, 3J027HB07
, 3J030BA02
, 3J030BB07
, 3J030BB09
, 3J030BC01
, 3J030BC08
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
傘歯車およびその製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-098710
出願人:日産自動車株式会社
-
歯車装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-356569
出願人:アイシン・エーアイ株式会社
審査官引用 (4件)