特許
J-GLOBAL ID:200903050304836540

小型流体圧シリンダにおける位置検出器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-230827
公開番号(公開出願番号):特開2001-027505
出願日: 1999年07月13日
公開日(公表日): 2001年01月30日
要約:
【要約】【目的】 小型流体圧シリンダに装着が容易であり、小型であり、省スペースであり、また温度の変化に対して安定な出力が得られる位置検出器を提供することを目的とする。【構成】 小型流体圧シリンダにおいて、コイル(2)の内部に磁性体(1)を配置し、コイル(2)のインダクタンスを増加させた状態のもとで、中空のピストンロッド(3)内に配置すると、その重複する部分に渦電流が発生し、その渦電流による損失によってコイル(2)を貫く磁束が減少し、コイル(2)のインダクタンスが減少することを利用して、直列に接続されたコイル(2)と抵抗(4)に、一定周期の矩形電圧を印加したときにコイル(2)のインダクタンスと抵抗(4)の関係で一義的に発生する過渡応答をコイル(2)の両端、または抵抗(4)の両端にて観測し、ある一定電圧のしきい値を越えるまでの時間を、中空のピストンロッド(3)の位置に関係付け、ピストンロッド(3)の位置を検出するように構成した位置検出器。
請求項(抜粋):
小型流体圧シリンダにおいて、軸中心部に磁性体(1)に巻き付けたコイル(2)を配置し、その外周部に中空の導電体よりなるピストンロッド(3)を配置する構成とし、時間とともに矩形波状に変化する一定周期の電圧をコイル(2)に印加したとき、コイル(2)を貫く磁束をコイル(2)の内部に磁性体(1)を配置することによって増加させ、コイル(2)のインダクタンスを増加させた状態のもとで、コイル(2)の外周上に中空の導電体よりなるピストンロッド(3)を重複させると、その重複する部分に渦電流が発生し、その渦電流による損失によってコイル(2)を貫く磁束が減少し、コイル(2)のインダクタンスが減少することを利用して、直列に接続されたコイル(2)と抵抗(4)に、時間とともに矩形波状に変化する一定周期の電圧を印加したときにコイル(2)のインダクタンスと抵抗(4)の関係で一義的に発生する電圧の過渡応答をコイル(2)の両端、または抵抗(4)の両端にて観測し、ある一定電圧のしきい値を越えるまでの時間を、ピストンロッド(3)の移動距離に関係付け、ピストンロッド(3)の位置を検出するように構成した位置検出器を具備することにより、シリンダ本体、および位置検出部(5)が小型、または省スペースとなることを特徴とする小型流体圧シリンダの位置検出器。
IPC (3件):
G01B 7/00 ,  F15B 15/28 ,  G01D 5/12
FI (3件):
G01B 7/00 E ,  F15B 15/28 C ,  G01D 5/12 M
Fターム (41件):
2F063AA02 ,  2F063BA05 ,  2F063BB02 ,  2F063BC02 ,  2F063BD20 ,  2F063CA34 ,  2F063CB01 ,  2F063CC09 ,  2F063DA02 ,  2F063DA05 ,  2F063DA06 ,  2F063DB04 ,  2F063DD02 ,  2F063GA08 ,  2F063GA29 ,  2F063GA33 ,  2F063GA50 ,  2F063GA79 ,  2F063GA80 ,  2F063KA02 ,  2F063KA06 ,  2F063LA02 ,  2F063LA11 ,  2F063LA16 ,  2F063NA06 ,  2F077AA13 ,  2F077CC02 ,  2F077FF31 ,  2F077FF39 ,  2F077TT05 ,  2F077TT06 ,  2F077TT55 ,  2F077TT82 ,  2F077UU02 ,  2F077VV02 ,  2F077VV33 ,  3H081AA03 ,  3H081CC23 ,  3H081GG04 ,  3H081GG15 ,  3H081GG22
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特開昭53-027625
  • 変位計測方法とその方法に用いる変位計測装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-103587   出願人:ホロニック株式会社
  • 特開昭55-082013
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