特許
J-GLOBAL ID:200903050385582814

電子顕微鏡用の超薄液体制御板及び電子顕微鏡用の超薄液体制御板とボックスとの組合せ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-227879
公開番号(公開出願番号):特開2007-165283
出願日: 2006年08月24日
公開日(公表日): 2007年06月28日
要約:
【課題】極めて薄い液体層を形成することにより電子顕微鏡の観察に適応する電子顕微鏡用の超薄液体制御板を提供する。【解決手段】板体11を備える。板体11は少なくとも一つの観察孔12を有し、観察孔12は上段孔壁121と下段孔壁123に分けられ、上段孔壁121は疎水材質14が塗布され、下段孔壁123は親水材質16が塗布される。親水性の高い下段孔壁123の高さは50μm以下である。また板体11の両端面とも疎水材質14が塗布されて疎水性を有する。これにより観察孔12から液体を注入した後、下段孔壁123は親水性が高いため液体を吸引して極めて薄い液体層18を形成するのに対し、上段孔壁121は親水性が比較的低いため液体を吸引することはない。これにより、極めて薄い液体層18を容易に生成する板体11を提供可能である。【選択図】図4
請求項(抜粋):
板体を備える電子顕微鏡用の超薄液体制御板であって、 板体は、少なくとも一つの観察孔を有し、観察孔の孔壁は上から下まで少なくとも上下二段に分けられ、そのうちの第一一段孔壁の親水性が別の第二一段孔壁の親水性より高く、かつ親水性が比較的高い第一一段孔壁の高さは50μm以下であることで、観察孔から液体を注入した後、親水性が比較的高い第一一段孔壁は液体を吸引して極めて薄い液体層を形成するのに対し、第二一段孔壁は親水性が比較的低いため液体を吸引しないことを特徴とする電子顕微鏡用の超薄液体制御板。
IPC (1件):
H01J 37/20
FI (1件):
H01J37/20 A
Fターム (3件):
5C001AA01 ,  5C001BB03 ,  5C001CC01
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る