特許
J-GLOBAL ID:200903050395476028

二色性偏光子及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-578678
公開番号(公開出願番号):特表2002-528758
出願日: 1999年10月26日
公開日(公表日): 2002年09月03日
要約:
【要約】本発明は二色性有機材料の薄いフィルムを用いた耐熱性及び耐光性の二色性偏光子に関し、二色性有機材料は、主として、固い基板及び曲げることのできる基板表面上に適用でき、二色性有機材料の分子が結晶格子状に配列する二色性染料である。本発明の目的は偏光特性を向上するとともに偏光作用の分光領域を広げることである。この二色性偏光子は少なくとも結晶構造からなる部分を有するフィルムを含み、その結晶構造は少なくとも一の二色性有機材料を有している。この材料の分子又は分子断片は平面モルフォロジーを有する。二色性材料は、400から700nm及び/又は200から400nm及び0.7から13μmの分光領域内の分光吸収曲線上に少なくとも一の極大を持つ二色性材料からなる。フィルムのオーダーパラメータSは、式S=(D⊥-D‖)/(D⊥+2D‖)によって決まる。式中、D⊥及びD‖は、それぞれ、分光計からの電磁放射の偏光面に対して偏光子の偏光軸が垂直及び平行である偏光した光で測定される光学濃度である。このパラメータは、0.7から13μmの分光領域内で分光吸収曲線上の少なくとも一つの極大に対応し、0.88を超えない値である。
請求項(抜粋):
フィルムを含む二色性偏光子であって、該フィルムは少なくとも一の二色性有機材料を含み、その材料の分子又は分子断片は平面構造を持ち、ここで、フィルムの少なくとも一部が結晶構造を持ち、その二色性材料の少なくとも一つが、各分光領域、400から700nm及び/又は200から400nm、及び0.7から13μmでその分光吸収曲線に少なくとも一の極大を持ち、オーダーパラメータSは0.8以上の値を持ち、そのパラメータは0.7から13μmの分光領域の分光吸収曲線の少なくとも一の極大に対応し、かつ下記の式に従って決定される上記二色性偏光子。S=(D⊥-D‖)/(D⊥+2D‖)(式中、D⊥及びD‖は、それぞれ、分光計の電磁放射の偏光面に対して偏光子の偏光面が垂直方向及び平行方向について、偏光した光の光学濃度である。)
IPC (2件):
G02B 5/30 ,  G02F 1/1335 510
FI (2件):
G02B 5/30 ,  G02F 1/1335 510
Fターム (13件):
2H049BA02 ,  2H049BA16 ,  2H049BA26 ,  2H049BA28 ,  2H049BA42 ,  2H049BA45 ,  2H049BC03 ,  2H049BC22 ,  2H091FA09X ,  2H091FA09Z ,  2H091FB12 ,  2H091KA10 ,  2H091LA30
引用特許:
審査官引用 (8件)
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