特許
J-GLOBAL ID:200903050446488476

段差を備えたピストンを有した筒内噴射エンジンと制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-339383
公開番号(公開出願番号):特開2008-151020
出願日: 2006年12月18日
公開日(公表日): 2008年07月03日
要約:
【課題】 本発明の目的は、ピストンに深いキャビティを設けること無く点火リタード時の燃焼の安定化を図り、またピストンの熱損失の低減による効率向上を可能とする筒内噴射エンジンを提供する。【解決手段】 燃料噴射弁は、燃料噴射弁から点火プラグ下部に指向する上側噴霧孔と、燃料噴射弁からピストンへ指向し、且つ点火プラグ中心軸と上側噴霧孔と略同一面上にある中心噴霧孔とを備え、ピストン冠面の点火プラグ下の位置に、吸気側が低く、排気側が高くなっている第一の段差と、低くなった吸気側のピストン面の側方にシリンダ外周側が高くなる第二の段差を設け、第一の段差と第二の段差とはともにピストン冠面の直径の1から5%の高さであり、圧縮行程上死点前40度に燃料を噴射した時に、上側噴霧孔から噴射された燃料噴霧が、点火プラグ下の段差と側方の段差に囲まれた範囲に衝突することを特徴とする筒内噴射エンジン。【選択図】図7
請求項(抜粋):
シリンダの吸気側で筒内に直接噴射可能な位置に複数の噴孔を有した燃料噴射弁を設けた筒内噴射エンジンにおいて、 前記燃料噴射弁は、 燃料噴射弁から点火プラグ下部に指向する上側噴霧孔と、 燃料噴射弁からピストンへ指向し、且つ点火プラグ中心軸と前記上側噴霧孔と略同一面上にある中心噴霧孔とを備え、 ピストン冠面の点火プラグ下の位置に、吸気側が低く、排気側が高くなっている第1の段差と、低くなった吸気側のピストン面の側方にシリンダ外周側が高くなる第2の段差を設け、 前記第一の段差と前記第2の段差とはともに前記ピストン冠面の直径の1から5%の高さであり、 圧縮行程上死点前40度に燃料を噴射した時に、前記上側噴霧孔から噴射された燃料噴霧が、点火プラグ下の段差と側方の段差に囲まれた範囲に衝突することを特徴とする筒内噴射エンジン。
IPC (4件):
F02B 23/10 ,  F02F 3/28 ,  F02M 61/14 ,  F02M 61/18
FI (9件):
F02B23/10 R ,  F02B23/10 D ,  F02B23/10 S ,  F02B23/10 T ,  F02F3/28 B ,  F02M61/14 310A ,  F02M61/14 310S ,  F02M61/18 360J ,  F02M61/18 320Z
Fターム (17件):
3G023AA02 ,  3G023AA04 ,  3G023AA07 ,  3G023AA08 ,  3G023AB03 ,  3G023AC05 ,  3G023AD06 ,  3G023AD09 ,  3G066AA02 ,  3G066AD12 ,  3G066BA02 ,  3G066BA24 ,  3G066BA26 ,  3G066CC26 ,  3G066CC32 ,  3G066CC34 ,  3G066CC48
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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