特許
J-GLOBAL ID:200903047864197525

筒内噴射式火花点火機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-372485
公開番号(公開出願番号):特開2006-177274
出願日: 2004年12月24日
公開日(公表日): 2006年07月06日
要約:
【課題】 低負荷時における成層燃焼や、冷機始動時のファストアイドルにおける点火時期リタード条件で安定して燃焼させるためには点火プラグ周りに可燃濃度の混合気を確実に成層化させる必要がある。【解決手段】 本発明は上記目的を達成するため上面形状が方形で、稜線を跨いで吸気弁側にオフセットしてキャビティが形成されており、プラグの先端放電部がピストンの上死点位置ではキャビティ内に没するように構成した。ピストンの吸気側にオフセットしてキャビティを設け、前記キャビティの幅をボア径の30〜50%の長さとし、キャビティの排気側の端部と点火プラグまでの距離を10mm以下とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
シリンダヘッドに設けた吸気弁と排気弁の間に点火プラグが設けられ、吸気弁側からプラグ方向に燃料を噴射する燃料噴射弁を備えた筒内噴射式火花点火機関であって、 ピストンの冠面に吸気弁側と排気弁側との中間部位に盛り上がった稜線部を備え、 且つ、当該稜線部より吸気弁側にオフセットして設けられたキャビティを備えたものにおいて、 前記燃料噴射弁の中心軸線が前記キャビティを指向しており、 前記キャビティは、 前記ピストンの上面から見たときの面形状が方形をなし、前記稜線に沿った方向で前記ピストンの中央部に位置しており、 ピストンを縦断面した場合、その排気弁側端部は前記稜線を超えて所定寸法だけ排気弁側に延びており、 前記ピストンが上死点に位置するとき前記プラグの先端の一部が当該稜線部分のキャビティ部分に没するように構成されており、 前記プラグの放電部と前記キャビティの排気弁側終端部の立ち上がり壁とが特定の間隔を隔てて対面するよう構成されていることを特徴とする筒内噴射式火花点火機関。
IPC (3件):
F02B 23/10 ,  F02B 23/08 ,  F02F 3/26
FI (6件):
F02B23/10 D ,  F02B23/10 G ,  F02B23/10 310G ,  F02B23/08 N ,  F02B23/08 Y ,  F02F3/26 C
Fターム (10件):
3G023AA01 ,  3G023AA04 ,  3G023AB01 ,  3G023AB03 ,  3G023AC04 ,  3G023AC05 ,  3G023AD02 ,  3G023AD06 ,  3G023AD08 ,  3G023AG01
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (6件)
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