特許
J-GLOBAL ID:200903050465063478

プロジェクタ用光学系およびこれを用いたプロジェクタ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川野 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-018459
公開番号(公開出願番号):特開2003-215495
出願日: 2002年01月28日
公開日(公表日): 2003年07月30日
要約:
【要約】【目的】 OFF状態のDMDミラー素子による反射光のみならず、DMD付近に配されたDMD面と平行な面で反射された光が投映光学系に入射されることをも防止し得るプリズムを備えた、投映画面でのコントラストを向上させるプロジェクタ用光学系およびこれを用いたプロジェクタ装置を得る。【構成】 プリズム2には、プリズム部材23とプリズム部材24の間に第1のエアギャップ層21が、プリズム部材24とプリズム部材25の間に第2のエアギャップ層22が内在する。第1のエアギャップ層21は、DMDミラー面31に入射する照明光(L0)とミラー面31で変調された照明光とを偏向分離する。第2のエアギャップ層22は、ミラー面31で変調された照明光のうち、ON光(L1)と、OFF光(L2)およびDMD付近に配されたDMD面と平行な面において反射された光(L3)とを、偏向分離する。これにより信号光となるON光が投映光学系により投映される。
請求項(抜粋):
画像の各画素と対応するように微小な光反射方向可変ミラー素子が一平面内で規則的に配列され、これら各ミラー素子が、入力される映像信号に応じて回転角の互いに異なる二つの状態をとることにより照明光を第1と第2の方向のうちいずれかの方向に択一的に反射するように構成され、該照明光の変調を行うデジタル・マイクロミラー・デバイスを備え、前記2つの方向のうち第1の方向に反射された前記照明光が、プリズムを介して投映光学系に入射されて所定の投映面上に投映されるプロジェクタ用光学系において、前記プリズムに第1と第2の2つのエアギャップ層が内在し、該第1のエアギャップ層は、前記デジタル・マイクロミラー・デバイスに入射する前記照明光と、前記デジタル・マイクロミラー・デバイスで変調された前記照明光とを、偏向分離するように設けられ、前記第2のエアギャップ層は、前記デジタル・マイクロミラー・デバイスで変調された光束のうち、前記第1の方向に反射された光束と、前記第2の方向に反射された光束および前記デジタル・マイクロミラー・デバイス付近に配されたデジタル・マイクロミラー・デバイス面と平行な面において反射された光束であって前記第1の方向と前記第2の方向の中間に位置する第3の方向に反射された光束とを、偏向分離するように設けられていることを特徴とするプロジェクタ用光学系。
IPC (5件):
G02B 27/18 ,  G02B 5/04 ,  G02B 5/08 ,  G02B 17/08 ,  G03B 21/00
FI (6件):
G02B 27/18 Z ,  G02B 5/04 A ,  G02B 5/04 D ,  G02B 5/08 Z ,  G02B 17/08 A ,  G03B 21/00 F
Fターム (22件):
2H042CA06 ,  2H042CA14 ,  2H042CA17 ,  2H042DB08 ,  2H042DD04 ,  2H042DD13 ,  2H042DE00 ,  2H087KA06 ,  2H087LA01 ,  2H087PA02 ,  2H087PA17 ,  2H087PB02 ,  2H087QA02 ,  2H087QA07 ,  2H087QA13 ,  2H087QA21 ,  2H087QA34 ,  2H087QA41 ,  2H087RA41 ,  2H087TA01 ,  2H087TA03 ,  2H087TA08
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 投影システム
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-521682   出願人:ランク・ブリマー・リミテッド
  • 反射型プロジェクター
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-335119   出願人:三星電子株式会社

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