特許
J-GLOBAL ID:200903050490434090

ロックアップクラッチ付き流体伝動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 中村 稔 ,  大塚 文昭 ,  熊倉 禎男 ,  西島 孝喜 ,  弟子丸 健 ,  田巻 文孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-178055
公開番号(公開出願番号):特開2008-008358
出願日: 2006年06月28日
公開日(公表日): 2008年01月17日
要約:
【課題】ロックアップの制御性の悪化を抑制することが出来るロックアップクラッチ付き流体伝動装置を提供する。【解決手段】本発明によるロックアップクラッチ付き流体伝動装置は、エンジンと一体回転する入力軸(2)に連結されたフロントカバー(4)と、ポンプインペラ(6)と、インペラシェル(8)と、タービンランナ(12)と、タービンシェル(14)と、ロックアップクラッチ(30)とを有し、ロックアップクラッチは、ロックアップクラッチ本体部(46,48,52)と、締結用油圧室(40)と、ロックアップピストン(32)と、このロックアップピストンとタービンシェルとの間に設けられ、ロックアップピストンの内周側の領域の少なくとも一部をカバーするように入力軸の側から半径方向外方に延びてロックアップピストンの前後間の圧力差を軽減する圧力バランス部材(60)と、を有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
エンジンと一体回転する入力軸に連結され、内方に作動油が充填されたフロントカバーと、 このフロントカバーに連結されたインペラシェルと、 このインペラシェルに設けられたポンプインペラと、 このインペラシェルと対向するように配置され上記ポンプインペラの回転により作動油を介して回転駆動されるタービンランナと、 このタービンランナの外殻を形成すると共に出力軸に連結されたタービンシェルと、 上記フロントカバーの内方空間に設けられ上記入力軸側と上記出力軸側とを機械的に締結するロックアップクラッチと、を有するロックアップクラッチ付き流体伝動装置であって、 上記ロックアップクラッチは、 上記フロントカバーの内方空間の外周側の領域に設けられたロックアップクラッチ本体部と、 上記フロントカバーの内方空間の内周側の領域に設けられた締結用油圧室と、 上記フロントカバーの内方空間の内周側の領域で上記締結用油圧室の係合油圧を受ける受圧部、及び、上記フロントカバーの内方空間の外周側の領域で上記係合油圧を受けたときに上記ロックアップクラッチ本体部を押圧可能な押圧部を有するロックアップピストンと、 このロックアップピストンと上記タービンシェルとの間に設けられ、上記ロックアップピストンの内周側の領域の少なくとも一部をカバーするように上記入力軸の側から半径方向外方に延びて上記ロックアップピストンの前後間の圧力差を軽減する圧力バランス部材と、を有することを特徴とするロックアップクラッチ付き流体伝動装置。
IPC (1件):
F16H 45/02
FI (2件):
F16H45/02 C ,  F16H45/02 X
引用特許:
出願人引用 (2件)

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