特許
J-GLOBAL ID:200903066658234273

流体伝動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 英幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-045259
公開番号(公開出願番号):特開2000-205369
出願日: 1999年01月14日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】 ロックアップクラッチの応答性をコンパクトな構成で向上させる。【解決手段】 ロックアップクラッチ6付き流体伝動装置は、伝動装置油室T内に独立した係合圧油室Aを備える。ロックアップクラッチ6は、応答性を上げるために小径化した係合圧油室Aと、トルク伝達容量確保にために大径のクラッチ係合部6aを有する。小径化した係合圧油室Aの外周側にセットブロック1を配置し、ダンパ5を大径のクラッチ係合部6aの内周側で、かつ、ピストン61とトーラス部との間に配置し、ピストン61は、係合圧油室Aの外周部から軸方向にずれてクラッチ係合部62まで延びるピストン延長部61aを有する山形として剛性を保った。
請求項(抜粋):
エンジンにセットブロックを介して連結されるフロントカバーと、該フロントカバーに連結して一体化されたポンプインペラと、該ポンプインペラと対向させて配設され、変速装置の入力軸に連結されるタービンランナと、ポンプインペラとタービンランナにより構成されるトーラス部と軸方向に並べてフロントカバー内に配置され、ダンパを介してフロントカバーを入力軸に係脱させるロックアップクラッチとを備え、ロックアップクラッチの係合圧を供給される係合圧油室が、一体化されたフロントカバーとポンプインペラとにより囲われる伝動装置油室内に独立して設けられた流体伝動装置において、前記ロックアップクラッチは、係合圧油室に嵌挿されたピストンと、該ピストンにより係脱操作されるクラッチ係合部とを有し、該クラッチ係合部は、係合圧油室より大径に構成され、ピストンは、係合圧油室の外周部から軸方向にずれてクラッチ係合部まで延びるピストン延長部を有し、セットブロックは、係合圧油室の外周側に配置され、ダンパは、クラッチ係合部の内周側で、かつ、ピストンとトーラス部との間に配置されたことを特徴とする流体伝動装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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