特許
J-GLOBAL ID:200903050495427750

ワンタッチ開閉式プラスチックケース

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-209111
公開番号(公開出願番号):特開平9-039995
出願日: 1995年07月25日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【目的】 化粧品ケースなどのワンタッチ開閉式プラスチックケース、特にその開閉機構の改良に関する。【構成】 上面開口の容器本体と、その一側縁に蝶着された蓋体とからなり、蓋体の開放端部側縁に第1の係止片が下向きに突設され、その内壁面に断面波型形状の山形リブ、谷部が形成され、さらに蓋体の開放端部側縁の第1の係止片より内側底面に断面テーパー状突起が下向きに突設され、蓋体のテーパー状突起とほぼ対向する部位の容器本体の側縁部分に溝部が形成され、溝部より外側部分が肉薄部となり、その中央部が内方に向けて弾性的に移動自在な第2の係止片となっていて、その上部外方壁面に第1の係止片の谷部および山形リブと嵌合する断面波型形状の山形リブ、谷部が順次形成されていて、これら山形リブと谷部とが相互に嵌合し合って蓋体と容器本体との密閉状態を保ち、第2の係止片を押圧した時、上記山形リブと谷部との嵌合が解けるともに、第2の係止片がテーパー突起と摺接し蓋体を上方に押圧し蓋体を開放させる。
請求項(抜粋):
上面が開口した容器本体と、該容器本体の一側縁に蝶着された蓋体とからなり、該蓋体の開放端部の側縁に第1の係止片が下向きに突設され、該第1の係止片の内壁面に内向きに突出する山形リブと外向きに窪む谷部が連接して形成されており、該蓋体の開放端部側縁の第1の係止片と溝部を介して対向し下方に向かって漸次溝幅を広げる方向に傾斜するガイド部を形成しており、容器本体の側縁部に内方に向けて弾性的に移動自在な第2の係止片を設け、該第2の係止片の上部外方壁面に第1の係止片の谷部および山形リブと嵌合する山形リブおよび谷部が頂部から下方に亘って順次形成されていて、蓋体を容器本体に向けて押圧した際に第1の係止片の山形リブと第2の係止片の山形リブとが相互に摺接しつつ互いの山形リブと谷部とで嵌合し合って蓋体と容器本体との密閉状態を保ち、第2の係止片を内側に向けて押圧した際に上記山形リブと谷部との係合が解けるともに、第2の係止片の頂部背面角部が該テーパー状突起と摺接することにより蓋体を上方に向けて押圧し、蓋体を自動的に開放させることを特徴とするワンタッチ開閉式プラスチックケース。
IPC (2件):
B65D 43/22 ,  A45D 33/00 610
FI (2件):
B65D 43/22 A ,  A45D 33/00 610 A
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • キャップ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-089934   出願人:株式会社吉野工業所

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