特許
J-GLOBAL ID:200903050601195820

電子部品用冷却装置、その温度制御方法及びその温度制御プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松下 亮
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-346859
公開番号(公開出願番号):特開2007-157770
出願日: 2005年11月30日
公開日(公表日): 2007年06月21日
要約:
【課題】熱電素子及び冷却ファンを最適駆動して温度制御を行い、ファンノイズを低減し、過冷却等を防止するとともに電子部品用冷却装置の消費電力を小さくすること。【解決手段】環境温度及び被冷却素子の温度を測定して(S4、S5)、被冷却素子の温度が環境温度よりも高く(S6;No)かつ熱電素子の制御量が飽和状態で無い場合には(S10;No)、熱電素子のみにより温度制御を行い(第1制御領域C1)、熱電素子の制御量が飽和状態である場合には(S10;Yes)、熱電素子の制御量を最大にしつつ冷却ファンにより温度制御を行う(第2の制御領域)。また、熱電素子と冷却ファンの駆動制御は、制御目標温度と制御対象温度の温度差の区分に応じて異なるPID係数を用いて、PWMデューティ比を算出する。この温度領域ごとの制御により、低温時は緩やかな温度制御を行い、制御目標温度近くでは急速な温度制御を行うことが可能となる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
被冷却素子に熱的に接続された低温部から該被冷却素子の発生する熱を吸熱し、吸熱した熱を高温部から放熱する熱電素子と、 制御温度領域を、前記被冷却素子の温度と制御目標温度との温度差に応じて複数の温度領域に区分し、該各温度領域に応じて異なる値の比例係数と積分係数と微分係数を用いて、パルス幅変調(PWM)デューティ比の変化量及びPWMデューティ比を算出し、これに基づき前記熱電素子をPWM駆動する制御部と、 を備える電子部品用冷却装置。
IPC (2件):
H01L 23/34 ,  H05K 7/20
FI (2件):
H01L23/34 D ,  H05K7/20 S
Fターム (10件):
5E322DC01 ,  5F136BA04 ,  5F136BC01 ,  5F136BC03 ,  5F136CA01 ,  5F136CC14 ,  5F136DA31 ,  5F136FA02 ,  5F136FA03 ,  5F136JA03
引用特許:
出願人引用 (13件)
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審査官引用 (11件)
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