特許
J-GLOBAL ID:200903050636748822

タッチパネル付き液晶型表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-259569
公開番号(公開出願番号):特開2007-072798
出願日: 2005年09月07日
公開日(公表日): 2007年03月22日
要約:
【課題】タッチパネルへ物体が接触した点の座標を正確に求められるようにする。 【解決手段】本発明のタッチパネル付き液晶型表示装置は、パワーセーブ時に表示駆動回路や信号処理回路はオン状態のままで液晶表示モニタのバックライトだけをオフ状態にすることにより、物体の接近に起因した補正演算処理をする際のしきい値である第2しきい容量値CH2がパワーセーブの前後で大きく変動しないようにしてある。その結果、パワーセーブが解除されたときに、輻射雑音の影響でタッチパネルの付加容量値CHが第2しきい容量値CH2を超えるということがないので、物体の接触点の座標が誤って補正処理されるという不都合を回避することができ、もって接触点の座標を正確に求めることができる。【選択図】 図8
請求項(抜粋):
液晶表示モニタの画面側に透過性のタッチパネルが配設されており、液晶表示モニタは、バックライトを背面側に備えた背面照光式であり、タッチパネルは、タッチパネルへの物体の接触に伴って生じるタッチパネルに付加されている静電容量(付加静電容量)の変化に基づいてタッチパネルにおける物体の接触点の座標を求めるアナログ型静電容量式であるタッチパネル付き液晶型表示装置であって、 前記液晶表示モニタには、画像表示の為の表示駆動手段と信号処理手段とが付設されており、 前記タッチパネルは、電気シールド用導電膜が配備されていないタッチパネルであり、 環境変化に起因して緩慢に変化したタッチパネルの付加静電容量を検出して、その付加静電容量を基準容量値として設定する基準容量値設定手段と、 タッチパネルへの物体の接触の有無を判別するために、基準容量値を基準として定められる第1しきい容量値を設定する第1しきい容量値設定手段と、 タッチパネルへの物体接近の有無を判別するために、基準容量値を基準として定められ、第1しきい容量値よりも小さな第2しきい容量値を設定する第2しきい容量値設定手段と、 タッチパネルの付加静電容量が第1しきい容量値未満で第2しきい容量値以上である状態が、予め定めた一定時間続いた時には物体接近有りと判別する物体接近判別手段と、 タッチパネルの付加静電容量が第1しきい容量値を越えた時にはタッチパネルの付加静電容量に基づいて物体の接触点の座標を算出し、さらに、物体接近判別手段により物体接近有りと判別された場合、物体接近に伴う付加静電容量の変動量を勘案して物体の接触点の座標を補正する接触点座標算出手段と、 タッチパネルへの物体の接触が所定時間ない場合に、液晶表示モニタに付設された表示駆動手段および信号処理手段は稼動状態を維持したままで、バックライトだけをオフ状態に移行させ、またタッチパネルへの物体の接触に伴ってバックライトをオン状態に移行させる省電力制御手段と を備えたことを特徴とするタッチパネル付き液晶型表示装置。
IPC (1件):
G06F 3/041
FI (3件):
G06F3/033 360D ,  G06F3/033 350A ,  G06F3/033 360B
Fターム (6件):
5B087AA03 ,  5B087AA04 ,  5B087AB14 ,  5B087AC02 ,  5B087AC20 ,  5B087CC39
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る