特許
J-GLOBAL ID:200903050656467625

音量制御装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 大菅 義之 ,  久木元 彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-153789
公開番号(公開出願番号):特開2008-306630
出願日: 2007年06月11日
公開日(公表日): 2008年12月18日
要約:
【課題】複数の拠点間で音声通話をするための多地点通話システムにおいて、雑音を増幅させることなく、拠点間の音量差を低減する。【解決手段】音量制御装置は、音声を含む入力信号を複数の帯域に分割して、帯域毎の信号レベルを表す入力スペクトルを生成し、帯域毎の信号レベルから、帯域毎の雑音レベルを表す雑音スペクトルを求める。次に、入力スペクトルと雑音スペクトルの比から、帯域毎の信号対雑音比を求め、目標ゲインと帯域毎の信号対雑音比から、帯域毎のゲインを求める。そして、帯域毎のゲインを帯域毎の信号レベルに乗算して、帯域毎の出力レベルを求め、帯域毎の出力レベルを合成して、出力信号を生成する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
複数の拠点のそれぞれから受信する、音声を含む複数の受信信号から、拠点毎の雑音音量を算出する雑音音量推定部と、 前記複数の拠点の雑音音量が同じになるように、前記拠点毎の雑音音量に基づいて前記複数の受信信号の音量を制御する拠点間音量制御部と、 前記拠点間音量制御部から出力される複数の受信信号のゲインをそれぞれ制御する複数のゲイン制御部と、 前記複数のゲイン制御部からそれぞれ出力される複数の出力信号を合成する信号合成部とを備え、 前記複数のゲイン制御部の各々は、 前記拠点間音量制御部から出力される受信信号を複数の帯域に分割して、帯域毎の信号レベルを表す入力スペクトルを生成するスペクトル生成部と、 前記帯域毎の信号レベルから、帯域毎の雑音レベルを表す雑音スペクトルを求める雑音スペクトル推定部と、 前記入力スペクトルと前記雑音スペクトルの比から、帯域毎の信号対雑音比を求める信号対雑音比推定部と、 目標ゲインと前記帯域毎の信号対雑音比から、帯域毎のゲインを求めるゲイン算出部と、 前記帯域毎のゲインを前記帯域毎の信号レベルに乗算して、帯域毎の出力レベルを求める乗算器と、 前記帯域毎の出力レベルを合成して、出力信号を生成する帯域合成部とを有することを特徴とする音量制御装置。
IPC (4件):
H04M 1/60 ,  H04R 3/00 ,  H04B 7/26 ,  H04B 1/16
FI (4件):
H04M1/60 ,  H04R3/00 310 ,  H04B7/26 Q ,  H04B1/16 R
Fターム (16件):
5D020AC05 ,  5K027AA07 ,  5K027BB03 ,  5K027BB07 ,  5K027DD14 ,  5K027DD16 ,  5K027DD18 ,  5K061AA08 ,  5K061BB12 ,  5K061CC39 ,  5K061CC52 ,  5K067AA23 ,  5K067BB04 ,  5K067EE02 ,  5K067FF16 ,  5K067FF25
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (4件)
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