特許
J-GLOBAL ID:200903050682565759

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-334094
公開番号(公開出願番号):特開平9-307036
出願日: 1996年12月13日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 冷媒通路が水平もしくは傾斜されて配設される放熱器を有する沸騰冷却装置において、凝縮された冷媒により冷媒通路内の放熱面積が減少されることを防止する。【解決手段】 発熱体2が取り付けられる冷媒槽3と、冷媒槽で気化した冷媒を凝縮液化する放熱器4とを有し、放熱器4は、冷媒の流入側の流入側連通部44と、冷媒の流出側の流出側連通部45と、水平もしくは傾斜させる冷媒通路42と、冷媒通路42内に設けられ気化した冷媒を凝縮液化させるインナフィン391とを有する。このインナフィン391は、凝縮液化された冷媒を冷媒通路42内の下部に降下させる複数のスリット392を備え、凝縮液化された冷媒を冷媒通路42内の下部に降下させる。この結果、上部の冷媒通路42で凝縮液化された冷媒により放熱面積が減少することを防止できる。
請求項(抜粋):
高温媒体からの熱を受けて気化する冷媒が内部に収容される冷媒槽と、前記冷媒槽と連通して設けられ、前記冷媒槽で気化した冷媒を凝縮液化する放熱器とを有し、前記放熱器は、前記冷媒の流入側に配設される流入側連通部、前記冷媒の流出側に配設される流出側連通部、略水平もしくは水平よりも傾斜させて配設され前記流入側連通部と前記流出側連通部とを連通する冷媒通路、及び前記冷媒通路内に設けられ、前記気化した冷媒を凝縮液化させる凝縮フィンを有し、前記凝縮フィンは、凝縮液化された冷媒を前記冷媒通路内の下部に降下させる複数のスリットを備えることを特徴とする沸騰冷却装置。
IPC (2件):
H01L 23/427 ,  H05K 7/20
FI (2件):
H01L 23/46 A ,  H05K 7/20 Q
引用特許:
審査官引用 (2件)

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