特許
J-GLOBAL ID:200903050684442379

水田の用排水管理システム及び給水装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木戸 一彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-218040
公開番号(公開出願番号):特開2002-034361
出願日: 2000年07月18日
公開日(公表日): 2002年02月05日
要約:
【要約】【課題】 水田全体にわたって安定した状態で用水を供給でき、田面水位を自動的に一定に維持できる用排水管理システムを提供するとともに、このような用排水管理システムに用いるのに適した給水装置を提供する。【解決手段】 水田の側縁部分に埋設した給水パイプから給水装置を介して水田の耕作区に用水を供給し、耕作区の余剰の用水は水位調節装置から排水パイプに排出する。給水装置は給水枡に立ち上がったパイプの上端開口部に設けた弁座をパイプの軸線方向に移動する弁体で開閉する。この弁座の高さは耕作区給排水口より下方に配置する。水位調節装置は耕作区排水口を有する排水枡内に高さ調節可能な水位調節堰を備えている。
請求項(抜粋):
畦畔によって複数の耕作区に区分された水田の各耕作区にわたって給水経路と排水経路とを配設し、給水経路から供給される用水を耕作区に供給し、耕作区の余剰の用水を排水経路に排出する水田の用排水管理システムであって、水田の各耕作区に、前記給水経路に接続した給水装置と前記排水経路に接続した水位調節装置とを設置し、前記給水装置は、前記耕作区に連通する耕作区給排水口を備えた給水枡内に収納した給水バルブの開度を調整することによって耕作区への用水供給量を調整可能に形成されており、前記水位調節装置は、前記排水経路に接続する排水部を有する排水枡と、前記排水部に設けられた高さ調節可能な水位調節堰とを備えており、耕作区に供給された余剰の用水や雨水が前記排水枡に流入し、田面水位に高さ調節された水位調節堰を越えて排水部から排水経路に排出されるように形成されていることを特徴とする水田の用排水管理システム。
IPC (3件):
A01G 25/00 501 ,  A01G 25/00 ,  E02B 11/00
FI (3件):
A01G 25/00 501 E ,  A01G 25/00 501 F ,  E02B 11/00 Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 水田の水位調節装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-179204   出願人:積水化学工業株式会社, 株式会社パディ研究所, 三菱樹脂株式会社
  • 水田の水位調節装置及び用水管理システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-048297   出願人:三菱樹脂株式会社, 株式会社パディ研究所, 積水化学工業株式会社
審査官引用 (2件)
  • 水田の水位調節装置及び用水管理システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-048297   出願人:三菱樹脂株式会社, 株式会社パディ研究所, 積水化学工業株式会社
  • 水田の水位調節装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-179204   出願人:積水化学工業株式会社, 株式会社パディ研究所, 三菱樹脂株式会社

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