特許
J-GLOBAL ID:200903050771771460

クリップ器具用解除機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 茂
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-513256
公開番号(公開出願番号):特表2009-538699
出願日: 2007年05月30日
公開日(公表日): 2009年11月12日
要約:
止血用クリップ器具が、近位端部分と、近位端部分から伸張するとともに開こうとする傾向を与えられた少なくとも2本のアーム部分とを有するクリップを備える。クリップのアーム部分を閉止するための摺動リングが提供される。第1のリテーナがクリップに取り付けられ、第1のリテーナは、作動ワイヤ又はトルクケーブルに取り付けられ得る第2のリテーナと解除可能に固定されるよう構成される。操作では、クリップ器具を体腔内の対象の部位まで前進させる。外側シースを後退させてクリップを露出すると、アームが開放される。内側シースを遠位方向に前進させると、摺動リングが遠位方向に前進してクリップのアームが閉止される。クリップ上に制止要素が配置されることにより、摺動リングがクリップを越えて遠位方向に前進することは確実になくなる。次に、第1のリテーナを第2のリテーナから外す。第1のリテーナと第2のリテーナとの互いの係合を外せるようにするための様々な機構が開示される。クリップに取り付けられている第1のリテーナは患者の体腔内部に残り、一方、第2のリテーナは患者から取り出される。
請求項(抜粋):
内視鏡医療手技に用いられるクリップ器具であって、 各々が近位端と遠位端とを有する複数のアームを有するクリップであって、前記アームの各々の前記近位端が第1のリテーナに連結されてそこから遠位方向に伸張し、前記アームの各々は弾力性のある材料で形成され、前記遠位端は、前記クリップが開放位置にあるときは互いに離間しようとし、前記クリップが閉止位置にあるときは互いに近接するように形作られた、クリップと、 前記クリップが前記開放位置にあるときの第1の位置と、前記クリップの前記アームを前記閉止位置に保持するための第2の位置との間を移動可能な摺動リングと、 前記クリップの前記アームのうち少なくとも1本に配置される少なくとも1つの制止要素と、 を備える、クリップ器具。
IPC (2件):
A61B 17/12 ,  A61B 17/00
FI (2件):
A61B17/12 320 ,  A61B17/00 320
Fターム (6件):
4C160DD01 ,  4C160DD19 ,  4C160DD29 ,  4C160MM32 ,  4C160NN04 ,  4C160NN09
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • クリップおよびクリップ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-238654   出願人:住友ベークライト株式会社
  • 止血クリップ装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2003-585605   出願人:ウィルソン-クックメディカルインコーポレイテッド

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