特許
J-GLOBAL ID:200903035118360072
止血クリップ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
熊倉 禎男
, 大塚 文昭
, 宍戸 嘉一
, 村社 厚夫
, 弟子丸 健
, 井野 砂里
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-585605
公開番号(公開出願番号):特表2005-522299
出願日: 2003年04月15日
公開日(公表日): 2005年07月28日
要約:
【課題】 高い信頼性で組織を把持できるが、治療処置中に組織を傷付けないような、クリップを送り届ける。【解決手段】 体腔中に挿入可能な導入管(外側シース)を含んでなる、止血のためのクリップ装置である。操作ワイヤは内側シースの中に摺動可能に挿入され、内側シースは、外側シース(導入管)の中にて、独立して進退可能になっている。操作ワイヤは遠位端部分を有し、操作ワイヤの遠位端部分にはリテーナが取り付けられている。クリップ装置は、近位端部分を有するクリップを含み、開く傾向を備えている。第1のリテーナは、クリップの遠位端に取り付けられていて、操作ワイヤに設けられた第2のリテーナに嵌合して受け入れられる。クリップのアーム部分を閉じるために、クリップ摺動リングが提供される。クリップを送出して止血するための方法も提供される。
請求項(抜粋):
内視鏡的医療処置において使用されるクリップ装置であって、この装置が、
a) 送出装置に取り付けられた第2のリテーナに嵌合すべく構成されてなる、第1のリテーナと、
b) それぞれが近位端と遠位端とを有してなる複数のアームであって、各アームにおける近位端は、第1のリテーナに結合され、該近位端から遠位側へ延びていて、前記各アームは、弾性材料から形成されていて、前記クリップ装置が開いた状態であるときには、遠位端が互いに離間する傾向をもち、前記クリップ装置が閉じた状態であるときには、互いに近接するような上記アームと、
c) 複数のアームのまわりに配置されてなる摺動リングであって、前記摺動リングは、前記クリップ装置が開いた状態であるときの第1の位置と、クリップ装置が閉じた状態であるときの第2の位置との間にて、可動になっていて、前記摺動リングは、第2の位置にあるときには前記アームの遠位端を近接させるように構成されているような上記摺動リングと、を備え、第1のリテーナは、摺動リングが第1の位置にあるときには、摺動リングの中に配置され、摺動リングが第2の位置にあるときには、摺動リングの近くに配置されている、
ことを特徴とするクリップ装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
4C060DD02
, 4C060DD19
, 4C060DD29
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (4件)
-
結紮装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-088281
出願人:オリンパス光学工業株式会社
-
内視鏡用処置具
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-269362
出願人:オリンパス光学工業株式会社
-
クリップ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-270464
出願人:オリンパス光学工業株式会社
前のページに戻る