特許
J-GLOBAL ID:200903050819151337

同期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長澤 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-125914
公開番号(公開出願番号):特開2001-309681
出願日: 2000年04月26日
公開日(公表日): 2001年11月02日
要約:
【要約】【課題】 減速装置を使用する場合であっても、主機と従機の原点合わせを位相ずれを発生させること無く確実に行い、高精度の同期制御を可能とすること。【解決手段】 主機電動機ImのロータリーエンコーダーRmの出力と主機機械軸原点検出器Lmの出力から、位相検出器27、33により主機の電動機軸と機械軸の位相を常時検出する。また、従機電動機Is1のロータリーエンコーダーRs1の出力と従機機械軸原点検出器Ls1の出力から、位相検出器29、35により従機の電動機軸と機械軸の位相を常時検出する。そして、機械軸位相偏差検出器36により主機の機械軸と従機の機械軸の位相偏差を求め、また、電動機軸位相偏差検出器30により、主機の電動機軸と従機の電動機軸の位相偏差を求め、その出力に基づき、主機と従機の機械軸の原点合わせを行い、引き続き主機と従機の電動機軸の原点合わせを行って主機と従機の同期制御を行う。
請求項(抜粋):
主機と従機からなる電動機もしくは該電動機により駆動されるそれぞれの機械軸の回転速度および回転位相を精度よく同期させる同期制御装置であって、前記主機電動機と前記主機機械軸は減速比1/N(Nは正の整数)の減速装置で連結され、また前記従機電動機と前記従機機械軸は減速比1/N(Nは正の整数)の減速装置で連結され、前記主機電動機は主機ロータリーエンコーダーを付属し、前記主機機械軸に該機械軸の1回転を検出する主機機械軸原点検出器を備え、また前記従機電動機は従機ロータリーエンコーダーを付属し、前記従機機械軸に該機械軸の1回転を検出する従機機械軸原点検出器を備え、従機には、前記主機ロータリーエンコーダーから出力される信号により主機電動機の速度を常時検出する速度設定検出器と、前記主機ロータリーエンコーダーの出力に基づき主機電動機および主機機械軸の回転位相を常時検出し、主機ロータリーエンコーダーが1回転する毎にクリアーされる主機電動機軸位相検出器と、前記主機ロータリーエンコーダーの出力に基づき主機機械軸の回転位相を常時検出し、前記主機機械軸原点検出器の出力によりクリアーされる主機機械軸位相検出器と、前記従機ロータリーエンコーダーから出力される信号により従機電動機のフィードバック速度を常時検出する速度フィードバック検出器と、前記従機ロータリーエンコーダーの出力により従機電動機の回転位相を常時検出し、従機ロータリーエンコーダーが1回転する毎にクリアーされる従機電動機軸位相検出器と、前記従機ロータリーエンコーダーの出力に基づき従機機械軸の回転位相を常時検出し、前記従機機械軸原点検出器の出力によりクリアーされる従機機械軸位相検出器と、前記主機機械軸位相検出器および前記従機機械軸位相検出器の出力を演算して機械軸の位相偏差を出力する機械軸位相偏差検出器と、前記主機電動機軸位相検出器および前記従機電動機軸位相検出器の出力を演算して電動機軸の位相偏差を出力する電動機軸位相偏差検出器が設けられ、主機と従機の原点合わせに際し、まず、前記機械軸位相偏差検出器、速度設定検出器および速度フィードバック検出器の出力に基づき主機と従機の機械軸の原点合わせを行ない、主機と従機の電動機軸位相偏差が所定の位相偏差以内になったとき、連続して前記電動機軸位相偏差検出器、速度設定検出器および速度フィードバック検出器の出力に基づき主機と従機の電動機軸の原点合わせを行って、主機と従機の同期制御を行うことを特徴とする同期制御装置。
Fターム (15件):
5H572AA05 ,  5H572AA06 ,  5H572BB06 ,  5H572DD01 ,  5H572EE01 ,  5H572FF01 ,  5H572FF03 ,  5H572FF07 ,  5H572FF08 ,  5H572GG01 ,  5H572GG02 ,  5H572GG06 ,  5H572LL07 ,  5H572LL30 ,  5H572LL33
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 同期制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-153322   出願人:株式会社明電舎
審査官引用 (1件)
  • 同期制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-153322   出願人:株式会社明電舎

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