特許
J-GLOBAL ID:200903050859069544

カルボキシル基含有含フッ素共重合体およびその水性樹脂ならびに該共重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-147409
公開番号(公開出願番号):特開平8-337620
出願日: 1995年06月14日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【目的】 とりわけ、耐候性ならびに耐加水分解性などに優れるという、特に、水性塗料などとして有用なる、カルボキシル基含有含フッ素共重合体およびその水性樹脂を提供するにあるし、加えて、此のカルボキシル基含有含フッ素共重合体の製造方法をも提供するにある。【構成】 分子中に、それぞれ、含フッ素ビニル単量体と、カルボン酸ビニルエステルと、マレイン酸モノアルキルおよび/またはフマル酸モノアルキルとに基づく構造単位を、必須のものとして含有することから成る、カルボキシル基含有含フッ素共重合体およびその水性樹脂と、上記したような各種の単量体を必須の成分として用いて重合せしめることから成る、該カルボキシル基含有含フッ素共重合体の製造方法。【効果】 とりわけ、耐候性と耐加水分解性などとに優れ、特に、水性塗料用などとして好適なものである。しかも、特定の単量体類を、単に共重合せしめるというだけで、カルボキシル基含有含フッ素共重合体を、容易にして、高収率で以て得ることができるというために、工業化も、非常に容易である。
請求項(抜粋):
次式(I)【化1】[ただし、式中のW、X、YおよびZは、それぞれ、同一であっても異なっていてもよい、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基またはハロゲン化アルキル基を表わすものとし、しかも、W、X、YまたはZのうち少なくとも一つは、フッ素原子であるものとする。]で示される構造単位の約20〜約60モル%と、次式(II)【化2】[ただし、式中のR1 は炭素数が1〜15なる(置換)アルキル基を表わすものとする。]で示される構造単位の30〜70モル%と、次式(III)【化3】[ただし、式中のR2 は、炭素数が1〜10なる(置換)アルキル基を表わすものとする。]で示される構造単位の5〜35モル%とを、必須の構造単位として含有することを特徴とする、カルボキシル基含有含フッ素共重合体(A)。
IPC (3件):
C08F214/18 MKK ,  C08F218/04 MLH ,  C08F222/16 MMH
FI (3件):
C08F214/18 MKK ,  C08F218/04 MLH ,  C08F222/16 MMH
引用特許:
審査官引用 (16件)
  • 含フッ素共重合体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-341755   出願人:ダイキン工業株式会社
  • 特開平4-139201
  • 特開平4-288376
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