特許
J-GLOBAL ID:200903050897421871

エンジンの2系統式冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小谷 悦司 ,  伊藤 孝夫 ,  樋口 次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-242282
公開番号(公開出願番号):特開2009-074380
出願日: 2007年09月19日
公開日(公表日): 2009年04月09日
要約:
【課題】早期暖機を図りつつ、迅速な燃焼安定化を図ること。【解決手段】所定の温間設定温度Tw未満ではラジエータ6をバイパスするとともに、温間設定温度Tw以上ではラジエータ6に冷却水を流通させる主サーモスタット弁20を設ける。所定の冷間設定温度Tc未満ではシリンダブロック2のウォータジャケット2aをバイパスするとともに、冷間設定温度Tc以上では、シリンダブロック2のウォータジャケット2aに冷却水を流通させる副サーモスタット弁30を設ける。シリンダヘッド1のウォータジャケット1aに連通し、且つ当該シリンダヘッド1が区画している気筒列の排気側部分に沿って各気筒の列方向に延び、各気筒部位と複数箇所で連通するチェンバ1dを形成する。シリンダブロック2のウォータジャケット2aをバイパスする冷間時バイパス経路2cをチェンバ1dに形成する。冷間設定温度Tcは、温間設定温度Tw以下に設定されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
冷却水を供給するウォータポンプと、 列方向に並ぶ複数の気筒を区画するシリンダヘッドおよびシリンダブロックにそれぞれ形成され、前記ウォータポンプに供給された冷却水を循環させるウォータジャケットと、 前記シリンダヘッドのウォータジャケットとシリンダブロックのウォータジャケットとをエンジンの前端部側で連通する温間時冷却通路と、 前記シリンダブロックのウォータジャケットをバイパスする冷間時バイパス通路と、 前記シリンダヘッドのウォータジャケットを経由した冷却水を流通させて該冷却水の熱を放出するラジエータと、 前記シリンダヘッドのウォータジャケットを経由した冷却水が、所定の温間設定温度未満では前記ラジエータをバイパスして前記ウォータポンプに循環するとともに、前記温間設定温度以上では前記ラジエータを経由して前記ウォータポンプに循環するように当該冷却水の経路を切り換える主サーモスタット弁と、 前記ウォータポンプに供給された冷却水が、所定の冷間設定温度未満では前記冷間時バイパス通路を経由して前記シリンダヘッドのウォータジャケットに流通するとともに、前記冷間設定温度以上では前記シリンダブロックのウォータジャケットから前記温間時冷却通路を経由して前記シリンダヘッドのウォータジャケットを流通するように当該冷却水の経路を切り換える副サーモスタット弁と を備えたエンジンの2系統式冷却装置において、 前記シリンダヘッドのウォータジャケットに気筒列方向の複数部位で連通し、且つ当該シリンダヘッドが区画している気筒列の排気側部分に沿って各気筒の列方向に延びるチェンバを形成し、 前記冷間時バイパス通路を前記チェンバに連通し、 前記冷間設定温度は、前記温間設定温度以下に設定されている ことを特徴とするエンジンの2系統式冷却装置。
IPC (2件):
F01P 7/16 ,  F01P 5/10
FI (6件):
F01P7/16 505E ,  F01P7/16 502A ,  F01P7/16 507B ,  F01P7/16 502B ,  F01P5/10 B ,  F01P5/10 A
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • エンジンの冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-023651   出願人:日産自動車株式会社

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