特許
J-GLOBAL ID:200903050903961760

電制スロットル式内燃機関のアイドル回転学習制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-046991
公開番号(公開出願番号):特開平11-247692
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】目標空気量に応じてスロットル弁の開度を電子制御する内燃機関において、前記スロットル弁の汚れに対応するための空気量学習値を精度良く設定できるようにする。【解決手段】目標空気量をフィードバックしてアイドル回転速度を目標速度に制御し、このときの目標空気量の補正量から空気量学習値ISCLRCを更新する(S16)。また、前記学習更新時のスロットル弁開度TVO から最悪汚れ時の空気量低下分Q1を求める(S18)。そして、予め記憶されている最悪汚れ時の空気量学習値であるTASF# 及び初期状態での空気量学習値であるTAS0# に基づき、実際の汚れに対応する補正値Q2を、Q2=Q1×{(ISCLRC-TAS0# )/(TASF#-TAS0# )}として算出する(S19)。
請求項(抜粋):
機関の運転条件に応じて目標空気量を設定する目標空気量設定手段と、前記目標空気量をスロットル弁の目標開口面積に変換する目標開口面積設定手段と、前記目標開口面積になるように前記スロットル弁をアクチュエータで開閉駆動する開度制御手段と、を含んで構成された電制スロットル式内燃機関において、機関のアイドル運転時に、機関回転速度を目標アイドル回転速度に近づけるように前記目標空気量をフィードバック制御するフィードバック制御手段と、所定の学習条件が成立しているときに、前記フィードバック制御手段による目標空気量の補正分を空気量学習値として学習する学習手段と、該学習手段で学習された空気量学習値と、予め記憶されたスロットル弁の基準の汚れ状態における汚れ分による空気量低下分及び前記基準の汚れ状態に対応する空気量学習値とから、そのときの汚れ分に対応する実汚れ分補正値を演算する実汚れ分補正値演算手段と、該実汚れ分補正値演算手段で演算された実汚れ分補正値を開口面積補正値に変換する開口面積補正値設定手段と、該開口面積補正値設定手段で得られた開口面積補正値で前記目標開口面積を補正設定する目標開口面積補正手段と、を含んでなる電制スロットル式内燃機関のアイドル回転学習制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/16 ,  F02D 41/02 310 ,  F02D 45/00 340
FI (4件):
F02D 41/16 G ,  F02D 41/16 A ,  F02D 41/02 310 A ,  F02D 45/00 340 D
引用特許:
審査官引用 (2件)

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