特許
J-GLOBAL ID:200903088744138876

エンジンのアイドル回転学習制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-351669
公開番号(公開出願番号):特開平11-182305
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 アイドル空気量学習のための均質ストイキ燃焼への切換に伴って回転変動が生じる場合にも、学習の機会が失われないようにして学習精度を高める。【解決手段】 アイドル回転数が所定の許容範囲に入っていることを回転条件として含めている学習許可条件の成立時であることが判定されたときフィードバック補正量に基づいて更新手段29が学習値を更新する。運転条件に応じて成層燃焼と均質ストイキ燃焼の燃焼形態を切換えるとともに、アイドル時は成層燃焼となるように燃焼制御手段30が燃焼制御を行う。一方、定常状態であることが判定されたとき強制切換手段32が燃焼形態を均質ストイキ燃焼に強制的に切換え、この切換時から所定の期間が経過するまで学習許可条件の成立時であるかどうかの判定時に学習許可条件の一つである回転条件を回転条件無視手段33が無視させる。
請求項(抜粋):
アクチュエータにより駆動されるスロットル弁と、アクセル開度とエンジン回転数に応じたエンジントルク定常値が得られるスロットル開度基本値を演算する手段と、前記スロットル弁部の開口面積の経時変化分に対応する学習値を格納する手段と、アイドル回転数が目標アイドル回転数と一致するようにフィードバック補正量を算出する手段と、このフィードバック補正量と前記学習値とで前記スロットル開度基本値を補正してスロットル開度指令値を求める手段と、このスロットル開度指令値を前記アクチュエータに与える手段と、アイドル回転数が所定の許容範囲に入っていることを回転条件として含めている学習許可条件の成立時であるかどうかを判定する手段と、学習許可条件の成立時であることが判定されたとき前記フィードバック補正量に基づいて前記学習値を更新する手段とを備えるエンジンのアイドル回転学習制御装置において、運転条件に応じて成層燃焼と均質ストイキ燃焼の燃焼形態を切換えるとともに、アイドル時は成層燃焼となるように燃焼制御を行う手段と、定常状態であるかどうかを判定する手段と、定常状態であることが判定されたとき燃焼形態を前記均質ストイキ燃焼に強制的に切換える手段と、この切換時から所定の期間が経過するまで学習許可条件の成立時であるかどうかの判定時に学習許可条件の一つである前記回転条件を無視させる手段とを設けたことを特徴とするエンジンのアイドル回転学習制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/16 ,  F02D 9/02 351 ,  F02D 41/02 310 ,  F02D 41/08 310 ,  F02D 45/00 340
FI (5件):
F02D 41/16 G ,  F02D 9/02 351 M ,  F02D 41/02 310 A ,  F02D 41/08 310 ,  F02D 45/00 340 C
引用特許:
審査官引用 (2件)

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