特許
J-GLOBAL ID:200903050954333976

機能性分子素子及びその製造方法、並びに機能性分子装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 逢坂 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-172629
公開番号(公開出願番号):特開2006-351623
出願日: 2005年06月13日
公開日(公表日): 2006年12月28日
要約:
【課題】 構成分子と電極との界面での接触抵抗を低減できる新規な構造をもつ機能性分子素子及びその製造方法、並びに機能性分子装置を提供すること。【解決手段】 まず、リニアテトラピロールの1種で、ポルフィリン様の略円盤状構造を有する骨格部2と、アルキル鎖からなるフレキシブルな側鎖部3とをもつπ電子共役系分子1を用いて、電極5および6の表面に密着した分子層を単層で形成する。次に、このπ電子共役系分子1の上にπ-πスタッキングによって、π電子共役系分子1又は他のπ電子共役系分子を積層させ、配列構造体4を形成する。配列構造体4の第1層の分子層を形成するπ電子共役系分子1は、フレキシブルな側鎖部3が電極5(または6)の表面に吸着され、この結果、骨格部2の円盤面が電極5(または6)の表面に平行に密着するように固定される。また、配列構造体4の第2層以後の分子層の積層方向は、π-π相互作用によって制御される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
π電子共役系からなる平面形又は略平面形構造を有する骨格部に側鎖部が結合してなるπ電子共役系分子が、前記側鎖部において電極に吸着されることによって、前記骨格部の前記平面形又は前記略平面形構造が前記電極に対してほぼ平行になるように配置された被吸着分子を形成しており、 少なくとも前記被吸着分子と前記電極とからなる構造体が、前記平面形又は前記略平面形構造に交差する方向に電流を流す機能を有する、 機能性分子素子。
IPC (4件):
H01L 51/30 ,  H01L 29/786 ,  H01L 51/05 ,  H01L 21/336
FI (5件):
H01L29/28 250F ,  H01L29/78 618B ,  H01L29/28 100A ,  H01L29/28 220D ,  H01L29/78 618A
Fターム (14件):
5F110AA03 ,  5F110BB05 ,  5F110CC03 ,  5F110DD05 ,  5F110DD13 ,  5F110EE08 ,  5F110FF02 ,  5F110GG05 ,  5F110GG28 ,  5F110GG41 ,  5F110GG58 ,  5F110HK02 ,  5F110HK04 ,  5F110HK21
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 米国特許 第6256767B1号明細書
  • 米国特許特許 第6128214号明細書
審査官引用 (2件)
引用文献:
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