特許

J-GLOBAL ID：200903050981908018

希土類元素除去用吸着剤及びそれを用いた吸着分離法

発明者： 松本 史朗 ,  竹下 健二 ,  遠藤 芳浩 ,  高橋 千里
出願人/特許権者： 松本 史朗 ,  財団法人産業創造研究所 ,  石川島播磨重工業株式会社
代理人 (1件)： 志賀 正武 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-247224
公開番号（公開出願番号）：特開平7-100371
出願日： 1993年10月01日
公開日（公表日）： 1995年04月18日
要約：

【要約】【目的】 カルバミルメチレン燐酸を抽出剤として用いた吸着剤であって、なおかつ常温で優れた吸着性能を有する希土類元素の吸着剤、特に放射性廃液中から、超ウラン元素等の希土類元素を除去する際に有効な吸着剤及びそれを用いた吸着分離法を提供する。【構成】 カルバミルメチレン燐酸と、カルバミルメチレン燐酸エステルとの混合物を、多孔質担体中に含浸させてなることを特徴とする希土類元素除去用吸着剤、及びその吸着剤を用いた希土類元素吸着分離法。【効果】 本発明の吸着剤に含浸された抽出剤は、常温でも低粘度であり、希土類元素に対して優れた抽出能を持つため、希土類元素の吸着速度が速く、選択的に効率よく吸着分離することができる。また、吸着した希土類元素を容易に脱着することができるため、複数回の処理に使用することができる。

請求項（抜粋）：

カルバミルメチレン燐酸と、カルバミルメチレン燐酸エステルとの混合物を、多孔質担体中に含浸させてなることを特徴とする希土類元素除去用吸着剤。

IPC (4件)：

B01J 20/22 ,  C01G 56/00 ,  C02F 1/28 ,  G21F 9/12 501