特許
J-GLOBAL ID:200903050989991054

熱搬送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-024062
公開番号(公開出願番号):特開平10-220815
出願日: 1997年02月06日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 主冷媒回路の冷媒に対する加熱、冷却を行うことで循環駆動力を与える駆動用冷媒回路を備えた熱搬送装置に対し、駆動用冷媒回路での余剰熱を処理して主冷媒回路において円滑な冷媒循環動作を行わせる。【解決手段】 液冷媒を貯留した一対のタンク(T1,T2) 、室内熱交換器(15)、熱源側の熱交換部(13)を備えた主冷媒回路(B) と、この主冷媒回路(B) の冷媒を加熱してタンク(T1)を加圧する加熱熱交換器(42)、主冷媒回路(B) の冷媒を冷却してタンク(T1)を減圧する冷却熱交換器(44)を有する駆動用冷媒回路(C) とを備えた空気調和装置に対し、駆動用冷媒回路(C) に放熱用熱交換器(51)を備えさせる。放熱用熱交換器(51)からの放熱により、加熱熱交換器(42)が主冷媒回路(B) の冷媒に与える熱量と、冷却熱交換器(44)が主冷媒回路(B) から奪う熱量とをバランスさせる。
請求項(抜粋):
熱源(A) との間で熱交換可能な熱源側熱交換手段(13)と利用側熱交換手段(15)とがガス配管(33)及び液配管(31,32) により冷媒循環可能に接続されて成る主冷媒回路(B) と、圧縮機(41)と、上記主冷媒回路(B) の冷媒に熱を与える加熱熱交換手段(42)と、減圧機構(43)と、主冷媒回路(B) の冷媒から熱を奪う冷却熱交換手段(44)とが冷媒配管(45)によって冷媒循環可能に順に接続されてなる駆動用冷媒回路(C) とを備え、上記加熱熱交換手段(42)からの加熱によって主冷媒回路(B) の液冷媒を蒸発させて該主冷媒回路(B) に高圧を与える一方、冷却熱交換手段(44)からの冷却によって主冷媒回路(B) のガス冷媒を凝縮させて該主冷媒回路(B) に低圧を与え、これら圧力によって主冷媒回路(B) に冷媒を循環させるようにした熱搬送装置であって、上記加熱熱交換手段(42)による高圧発生のための加熱熱量と、冷却熱交換手段(44)による低圧発生のための冷却熱量との差が減少するように、駆動用冷媒回路(C) を循環する冷媒の余剰熱を該駆動用冷媒回路(C) の回路外に放出する放熱手段(51),(21a,21b)が設けられていることを特徴とする熱搬送装置。
IPC (3件):
F24F 5/00 ,  F25B 1/00 399 ,  F25B 13/00
FI (3件):
F24F 5/00 L ,  F25B 1/00 399 Y ,  F25B 13/00 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭61-070387
  • 特開昭60-171389
  • 輻射冷房装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-319172   出願人:松下電器産業株式会社

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