特許
J-GLOBAL ID:200903051058290571

ガロア体の除算方法および除算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-117841
公開番号(公開出願番号):特開平9-305572
出願日: 1996年05月13日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 ガロア体の除算を小規模な回路により実行する。【解決手段】 除数の係数を各段毎に格納するシフトレジスタ101と、被除数の係数を各段毎に格納するシフトレジスタ103と、ガロア体の逆元を発生する逆元発生ROM109と、シフトレジスタ101または逆元発生ROM109のいずれかを選択するスイッチ117と、シフトレジスタ101の出力を単位時間遅延させる遅延手段105と、シフトレジスタ103の出力を単位時間遅延させる遅延手段107と、商の係数を保持する保持手段115と、第2の遅延手段または保持手段115のいずれかを選択するスイッチ119と、スイッチ117の出力とスイッチ119の出力を乗算する唯一の乗算器111と、乗算器111の乗算結果とシフトレジスタ103の出力とを加算する唯一の加算器113と、を備える。
請求項(抜粋):
それぞれガロア体の元を係数とする第1及び第2多項式が与えられ、第1の多項式を除数とし、第2の多項式を被除数として、商及びまたは剰余を求めるガロア体の除算方法において、第1及び第2の多項式の係数をそれぞれ第1及び第2のシフトレジスタの各段に格納する第1過程と、第1のシフトレジスタの出力からガロア体の逆元を発生する第2の過程と、第2のシフトレジスタの出力と前記逆元とに乗算を施し、この乗算結果を商の係数として保持する第3の過程と、第1及び第2のシフトレジスタをシフトし、第1のシフトレジスタの出力と前記保持された商の係数とに乗算を施し、この乗算結果に第2のシフトレジスタの出力を加算し、この加算結果を剰余として第2のシフトレジスタの入力に帰還するとともに、第1のシフトレジスタの出力を第1のシフトレジスタの入力に帰還する第4の過程と、前記第4の過程を前記商の係数とすべての除数の係数とが掛け合わされるまで繰り返す第5の過程と、前記第2の過程から前記第5の過程までを除数と被除数との次数の差を示す数に1を加えた回数だけ繰り返す第6の過程と、を備えることを特徴とするガロア体の除算方法。
IPC (3件):
G06F 17/10 ,  H03M 13/00 ,  G06F 7/52 320
FI (3件):
G06F 15/31 Z ,  H03M 13/00 ,  G06F 7/52 320 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る