特許
J-GLOBAL ID:200903051095500446

直接空気入口に適応可能な流量を備えたブースタ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 正巳 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-528116
公開番号(公開出願番号):特表平11-507887
出願日: 1996年02月22日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】本発明は、ふたつの空気圧力源を用い、密封可動部(4)で少なくともふたつの部屋(3a,3b)に分割された剛性ケーシング(3)を包含し、空気圧ピストン(5)に沿って動き、このピストンの内側(50)が浄化フィルタ(14)で第2の圧力源から分離されている操作弁(7)を押すために、ふたつの部屋に供給された圧力の間に、弁の作動によって生じさせられた圧力差によって可動部を推進させることが可能になる空気圧ブレーキブースタ装置に関する。本発明のブースタ装置は、第2の圧力源(A)とピストンの内側(50)との間に設置され、第2の部屋(3b)を第2の圧力源(A)にフィルタ(14)及び弁(7)の通過を回避して接続する空気吸入路(15)を調整する、制御された開口部を備えた遮断手段(16,51)と、ピストンの内側と第2の圧力源との間の圧力差が与えられた起点を越えた時、遮断手段の開口部を選択的に与えるためにこの圧力差を検知できる弾性手段とを包含している。
請求項(抜粋):
1 第1及び第2のそれぞれ異なる圧力を排出している第1及び第2の空気圧力源(D,A)を用いた空気圧ブレーキブースタ装置であって、このブースタ装置が、少なくともひとつの密封可動部(4)により少なくともふたつの部屋(3a,3b)に分割された剛性ケーシング(3)を包含し、その第1の部屋(3a)は第1の空気圧力源(D)に接続され、そしてその第2の部屋(3b)は、弁(7)の手段によって、ふたつの空気圧力源(D,A)のいずれか一方に選択的に接続可能であり、ケーシング内を密封構造で滑動する少なくとも部分的に円筒形の空気圧ピストン(5)に沿って動き、かつこのピストンの内側、そして特に浄化フィルタ(14)で第2の空気圧力源から分離されている弁(7)を押すために、ふたつの部屋に供給された圧力の間に弁の作動によって生じさせた圧力差で可動部を推進させることが可能になるものにおいて、第2の部屋(3b)が第2の圧力源(A)と連通する原因になる通路(15a,15b,15c)によって形成され、フィルタ(14)及び弁(7)の通過を回避している少なくともひとつの第1の空気吸入路(15)と、第2の圧力源(A)とピストンの内側(50)との間の第1の空気吸入路(15)に設置された選択可能な開口部を備えている遮断手段(16,51)と、ピストンの内側(50)と第2の圧力源(A)との間の圧力低下が与えられた起点を越えた時、遮断手段(16,51)の開口部を選択的に与えるためにこの圧力低下を検知できる弾性手段(17)とをさらに包含することを特徴とする空気圧ブレーキブースタ装置。2 第2の部屋(3b)が選択的に弁(7)を通して第2の圧力源(A)と連通する原因になる通路(7,50,16-51)によって形成され、フィルタ(14)の通過を回避している第2の空気吸入路(150,151)をさらに包含することを特徴とする請求項1記載の空気圧ブースタ装置。3 第2の空気吸入路(151)が弁(7)を不変に通過し、かつ第1及び第2の空気吸入路(15,151)に共通する区域(15b,15c)を包含し、選択可能な開口部を備えた遮断手段(16,51)が共通区域(15b,15c)に設置されていることを特徴とする請求項2記載の空気圧ブースタ装置。4 弁が操作ロッド(10)によって操作される上記各請求項のいずれかひとつに記載の空気圧ブースタ装置において、フィルタ(14)が操作ロッドの回りに適合した円筒形状を採用し、さらに、遮断手段が、ピストン(5)の内表面に形成された弁座(51)と、フィルタ(14)と弁座(51)との間の間隙を遮断して弁座へ向かうフレキシブル環状シール(16)とを包含し、さらにまた、弾性手段が、ピストンの内部と第2の圧力源との間の圧力差によってこのシール上に及ぼされうる力に抵抗して、このシールを弁座に押圧しているスプリング(17)を包含することを特徴とする空気圧ブースタ装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 気圧式倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-007971   出願人:トキコ株式会社
  • 特開平4-254245
  • 特開平3-128756
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