特許
J-GLOBAL ID:200903051103851059

X線管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 樺澤 襄 ,  樺澤 聡
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-283826
公開番号(公開出願番号):特開2006-100079
出願日: 2004年09月29日
公開日(公表日): 2006年04月13日
要約:
【課題】X線放出時のトラップ部の近傍での放電を抑制できる回転陽極型X線管を提供する。 【解決手段】X線曝射終了前にクーラ装置35によるトラップ部31の冷却を停止する。X線曝射終了とともにヒータ41でトラップ部31を加熱する。X線曝射終了後のトラップ部31の温度が真空外囲器3の温度よりも高くなる。X線曝射の際に真空外囲器3内に発生した管内吸着ガスが、トラップ部31に集中して局部的に吸着しなくなる。次回のX線曝射の際のトラップ部31からのガスの離脱を少なくできる。トラップ部31へのガスの大量な吸着にて生じる、X線曝射時のトラップ部31での大量なガス離脱によるトラップ部31近傍での放電を抑制できる。高出力が可能でより信頼性の高い回転陽極型X線管1を実現できる。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
容器と、 電子を放出する陰極と、 この陰極に離間対向して前記容器内に設けられ前記陰極から放出された電子の入射によってX線を放出する陽極と、 前記陰極から放出されて前記陽極にて跳ね返った電子を捕獲し、この陽極からのX線の放出を停止させた後に前記陽極からの熱にて前記容器の温度より温度が高くなる反跳電子捕獲構造体と、 前記陽極からX線を放出させている間に前記反跳電子捕獲構造体を冷却し、この陽極からのX線の放出条件に連動して前記反跳電子捕獲構造体の冷却を制御する冷却制御手段と を具備したことを特徴としたX線管。
IPC (1件):
H01J 35/16
FI (1件):
H01J35/16
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)
  • 回転陽極型X線管
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-199816   出願人:株式会社東芝
  • 回転陽極型X線管装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-199084   出願人:株式会社東芝

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