特許
J-GLOBAL ID:200903051233953562

チタン合金部品の疲労特性改善方法とそれを用いたチタン合金部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-180229
公開番号(公開出願番号):特開2002-371348
出願日: 2001年06月14日
公開日(公表日): 2002年12月26日
要約:
【要約】【課題】 プラズマ浸炭処理を施したチタン合金部品の表面の肌荒れなどによる疲労強度の低下を改善する方法およびこの方法を用いたチタン合金を提供することである。【解決手段】 溶体化処理及び時効処理後に、雰囲気ガスの温度が350°C〜950°Cの範囲に、その圧力が10〜2000Paの範囲にあるプラズマ浸炭処理を施したチタン合金部品の表面に、粒径が20〜200μmの範囲にある鋼系の硬質粒子を、投射速度が50〜200m/sの範囲になるように、圧力調整された圧縮空気によって加速し、投射するショットピーニング処理を実施したのである。それにより、前記部品の表面層の強度が上昇し、かつ圧縮応力が残留し、表面が平滑化されるため、浸炭処理過程での肌荒れなどに起因する亀裂の発生までの潜伏期間が長くなり、亀裂の発生が遅延して疲労強度が改善される。
請求項(抜粋):
プラズマ浸炭処理を施したチタン合金部品の表面に、硬質粒子を所要の投射速度で衝突させるショットピーニング処理を行うチタン合金部品の疲労特性改善方法。
Fターム (6件):
4K028AA01 ,  4K028AB02 ,  4K028AC01 ,  4K028BA03 ,  4K028BA14 ,  4K028BA22
引用特許:
審査官引用 (5件)
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