特許
J-GLOBAL ID:200903051310041407

原子炉建屋および操作方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-139718
公開番号(公開出願番号):特開平6-059073
出願日: 1993年06月11日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】 受動的な冷却を行う新規な原子炉建屋を提供する。【構成】 圧力容器12、圧力容器を収容する格納容器18、その格納容器を囲む第1および第2エンクロージャ20,26を含み、これらのエンクロージャが第1および第2室22,28を画定する。新鮮な空気を建屋入口48から重力作用により下向きに第2室28に通し、つぎに移送ダクト52により横向きに第1エンクロージャをその底部付近で貫通させて第1室22に導き、自然浮力により上向きに通して第1室を冷却すると共に、その中の古い空気と混ぜ合わせ、つぎに、古い空気を第1室から上向きに第1エンクロージャの頂部の建屋出口50を経て環境に排出する。
請求項(抜粋):
熱を発生する原子炉圧力容器(12)と、前記圧力容器(12)を包囲する格納容器(18)と、前記格納容器(18)を囲むと共に該格納容器から横方向に離間していて、該格納容器との間に第1室(22)を画定し、かつ頂部(20a)および底部(20b)を有する第1エンクロージャ(20)と、前記第1エンクロージャ(20)を囲むと共に該第1エンクロージャから横方向に離間していて、該第1エンクロージャとの間に第2室(28)を画定し、かつ頂部(26a)および底部(26b)を有する第2エンクロージャ(26)と、前記第2エンクロージャ(26)の外から新鮮な空気(44)を第2室(28)に取り込む建屋入口(48)と、前記第1室(22)から古い空気(46)を排出する建屋出口(50)と、前記第1エンクロージャ(20)を貫通して配置され、前記第1室(22)と第2室(28)とを流れ連通関係に選択的に連結する移送ダクト(52)とを備え、前記建屋入口(48)が前記第2エンクロージャの頂部(26a)に配置され、前記建屋出口(50)が前記第1エンクロージャの頂部(20a)に配置され、前記移送ダクト(52)が前記第1エンクロージャの底部(20b)近くに配置されていることにより、新鮮な空気(44)が重力作用により前記第2室(28)内を下向きに流れ、そして前記移送ダクト(52)を通って前記第1室(22)中へ流れて、第1室(22)を冷却し、古い空気(46)が自然浮力により上向きに流れ、前記建屋出口(50)を通って第1室(22)から排出されることを特徴とする原子炉建屋(10)。
IPC (2件):
G21C 15/18 GDB ,  G21C 15/18
引用特許:
審査官引用 (2件)

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