特許
J-GLOBAL ID:200903051405003804

永久磁石用合金薄帯および焼結永久磁石

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 亮一 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-167101
公開番号(公開出願番号):特開2001-059144
出願日: 2000年06月05日
公開日(公表日): 2001年03月06日
要約:
【要約】【課題】 高い磁気特性を有する永久磁石用合金薄帯およびそれを用いてなる焼結永久磁石を提供する。【解決手段】 主としてR、T、Bからなる合金溶融物を急冷ロールで急冷して得られる永久磁石用合金薄帯であって、平均粒径0.1〜20μmのα-Fe相、0.1〜20μmのRリッチ相、0.1〜10μmのRxT4B4相(x=1+ε)および0.1〜20μmのR2T14B相が微細に分散した4相共存領域の体積比率が全体積中の1〜10%であり、さらに上記急冷ロールに接触した冷却面側に存在する平均粒径3μm以下の微細なチル晶の体積比率が全体積中の1〜30%であり、上記4相共存領域およびチル晶以外の残部はRリッチ相、RxT4B4相およびR2T14B相、またはRリッチ相およびR2T14B相からなる。
請求項(抜粋):
主としてR、T、B(RはPr、Nd、Tb、Dyから選択される少なくとも1種類以上の希土類元素、TはFe、FeおよびCo、FeおよびMまたはFe、CoおよびMの組み合せから選択される金属または合金、MはMg、Al、Si、Ca、Ti、V、Cr、Mn、Ni、Cu、Zn、Ga、Zr、Nb、Mo、Sn、Sb、Ta、W、Pbから選択される少なくとも1種類以上の金属である)からなる合金溶融物を急冷ロールで急冷して得られる永久磁石用合金薄帯であって、平均粒径0.1〜20μmのα-Fe相、0.1〜20μmのRリッチ相、0.1〜10μmのRxT4B4相(x=1+ε、εはRによって決定される定数)および0.1〜20μmのR2T14B相が微細に分散した4相共存領域の体積比率が全体積中の1〜10%であり、さらに上記急冷ロールに接触した冷却面側に存在する平均粒径3μm以下の微細なチル晶の体積比率が全体積中の1〜30%であり、上記4相共存領域およびチル晶以外の残部はRリッチ相、RxT4B4相およびR2T14B相、またはRリッチ相およびR2T14B相からなることを特徴とする永久磁石用合金薄帯。
IPC (5件):
C22C 38/00 303 ,  C22C 38/00 304 ,  B22D 11/06 360 ,  H01F 1/053 ,  H01F 1/08
FI (5件):
C22C 38/00 303 D ,  C22C 38/00 304 ,  B22D 11/06 360 B ,  H01F 1/08 B ,  H01F 1/04 H
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る