特許
J-GLOBAL ID:200903051443903665

汚水中に含まれるホウ素を利用した衛生害虫駆除剤の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-121554
公開番号(公開出願番号):特開平11-315005
出願日: 1998年05月01日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 汚水処理より派生するホウ素含有汚泥の有効利用方法を提供する。【解決手段】 ホウ素を含んだ浸出水などの汚水に対して、有機物や重金属などの汚濁物質を除去する少なくとも生物処理と凝沈処理と濾過処理と活性炭処理と、残存するホウ素を除去するイオン交換樹脂処理とからなる汚水処理を行う。イオン交換樹脂を塩酸20と苛性ソーダ溶液21とで再生し、その再生廃液22を凝沈処理し、凝集沈降したホウ素含有汚泥23を脱水し、脱水汚泥25を、粘結剤29を混合して適当大きさに成形し、乾燥させて、ホウ素を活性成分とする衛生害虫駆除剤となす。
請求項(抜粋):
廃棄物最終処分場浸出水や焼却施設洗煙排水など、ホウ素を含んだ汚水に対して、有機物や重金属などの汚濁物質を除去する少なくとも生物処理工程と凝沈処理工程と濾過処理工程と活性炭処理工程と、その後段において残存するホウ素を吸着除去するイオン交換樹脂処理工程とからなる汚水処理を行い、前記イオン交換樹脂処理工程において飽和したイオン交換樹脂を溶離液と再生液とにより再生し、ホウ素を溶離した溶離液と再生液とからなる再生廃液を凝沈処理し、それにより発生したホウ素含有汚泥を脱水し、成形助剤を混合して適当な大きさに成形し、乾燥させて、ホウ素を活性成分とする衛生害虫駆除剤となすことを特徴とする汚水中に含まれるホウ素を利用した衛生害虫駆除剤の製造方法。
IPC (8件):
A01N 55/08 ,  A01N 25/00 101 ,  C02F 1/58 ,  C02F 9/00 501 ,  C02F 9/00 502 ,  C02F 9/00 ,  C02F 9/00 503 ,  C02F 11/00
FI (10件):
A01N 55/08 ,  A01N 25/00 101 ,  C02F 1/58 H ,  C02F 9/00 501 ,  C02F 9/00 502 P ,  C02F 9/00 502 D ,  C02F 9/00 502 H ,  C02F 9/00 502 J ,  C02F 9/00 503 C ,  C02F 11/00 C
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • ホウ素含有水の処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-133606   出願人:関西電力株式会社, 電源開発株式会社, 栗田工業株式会社
  • 特開昭61-093101
  • 特開昭59-173182
全件表示

前のページに戻る