特許
J-GLOBAL ID:200903051482292037
イヌコロナウイルス病ワクチン
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳野 隆生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-027006
公開番号(公開出願番号):特開平11-228444
出願日: 1998年02月09日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】イヌコロナウイルス胃腸炎は、食欲不振、不快臭をともなう軟便および嘔吐をともなう疾患で、ワクチンの開発が待たれていた。しかし、下痢便から分離したイヌコロナウイルスを用いての生ワクチンは、ウイルスが腸管への親和性が高いため、糞便中に排出されるなどの欠点がみられた。また、不活化ワクチンにあってはアジュバントを必要とするため、注射局所反応が強いなどの欠点がみられた。従って、これらの欠点を有しないワクチンの開発が望まれていた。【解決手段】本発明のワクチンは、生ワクチンにあっても消化器官に親和性を有せず、糞便中に排出されることなく、安全性を保ち、且つ有効性においても、従来のワクチンと同様の効果を示した。また、不活化ワクチンにあっては、投与時にアジュバントを必要としないので、注射局所の反応もみられず動物に対して、副作用の少ない不活化ワクチンである。さらには、多種混合ワクチンと混合し、投与することができるので、一度の投与で多種類のウイルスに対する感染の予防ができる。
請求項(抜粋):
イヌの消化管に親和性を有しないイヌコロナウイルスを用いた、イヌのコロナウイルス病を予防するワクチン。
引用特許: