特許
J-GLOBAL ID:200903051523846999

エチレン系共重合体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-290387
公開番号(公開出願番号):特開平6-136060
出願日: 1992年10月28日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 成形加工特性及び光学的性質を高度に改良したエチレン(ET)系共重合体を提供する。【構成】 ET単位とジオレフィン(DO)単位、又はET単位と炭素数3以上のα-オレフィン単位とDO単位とからなる共重合体において、(a)該DO単位が、特定のDO単量体から誘導される分岐点を有し、(b)密度(D)が0.86〜0.97g/cm3 、(c)示差走査熱量計(DSC)で観測できる結晶化エンタルピー(ΔH)とDとの関係が、式 1417D-1220≦ΔH≦1417D-1150(ΔH≧0である)を満たし、(d)温度190°C、荷重2.16kgの条件で測定したMIが0.001〜2000g/10分、又はデカリン中、温度135°C、濃度0.2g/デシリットルの条件で測定した還元粘度が0.05〜20デシリットル/gで、(e)DO単位0.001〜3モル%を含有し、かつDO単位の少なくとも2つが反応した構造を含み、(f)ET単位以外のモノマー単位の含有量が30重量%以下である。また、重合触媒として(A)遷移金属化合物と(B)(A)からカチオン種を形成しうる化合物とを用いる。
請求項(抜粋):
エチレン単位とジオレフィン単位、又はエチレン単位と炭素数3以上のα-オレフィン単位とジオレフィン単位とからなる共重合体において、(a)該ジオレフィン単位が、一般式(I)【化1】(式中、R' は水素原子、ハロゲン原子、又は炭素原子及びケイ素原子のいずれか一種以上を含む置換基、R”はα-オレフィンを含有する置換基、fは1〜4の整数を示し、fが2以上の場合、複数のR' は同一でも異なってもよい。)で表されるジオレフィン単量体から誘導される分岐点を有すること、(b)密度(D)が0.86〜0.97g/cm3 であること、(c)示差走査熱量計(DSC)によって観測できる結晶化エンタルピー(ΔH)と密度(D)との関係が、式1417D-1220≦ΔH≦1417D-1150(ただし、ΔH≧0である)を満たすこと、(d)温度190°C、荷重2.16kgの条件で測定したメルトインデックス(MI)が0.001〜2000g/10分、又はデカリン中、温度135°C、濃度0.2g/デシリットルの条件で測定した還元粘度が0.05〜20デシリットル/gであること、(e)ジオレフィン単位0.001〜3モル%を含有し、かつジオレフィン単位の少なくとも2つが反応した構造を含むこと、及び(f)エチレン単位以外のモノマー単位の含有量が30重量%以下であることを特徴とするエチレン系共重合体。
IPC (3件):
C08F210/02 MJR ,  C08F210/18 MJM ,  C08F212/34 MJY
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (6件)
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