特許
J-GLOBAL ID:200903051596016110

雌ねじ部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-122280
公開番号(公開出願番号):特開平9-287608
出願日: 1996年04月19日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 雄ねじ部材に付着した塗料等を剥離する機能を有するナットにおいて、その剥離された塗料等がナット座面と相手方の当接面との間に入り込むことを防止し、ナット締結力を向上させる。【解決手段】 ナット1の雌ねじ山5とは独立に、その座面2側に適数の凸部6が設けられ、これの螺合方向の先行端面が塗料剥離面7となる。そして周方向で凸部6が複数箇所にあって、これら凸部6間に凹陥部10が形成される。これら凹陥部10は雌ねじ孔5の下孔径より深く形成されて、塗料剥離面7で剥離された塗料かすを収容する役割を果たす。従って、その塗料が座面2と相手方の当接面との間に入り込むことが防止ないしは抑制される。
請求項(抜粋):
雌ねじ孔に形成されたねじ山(以下、雌ねじ山という)に、雄ねじ部材のねじ山(以下、雄ねじ山という)が螺合するとともに、その雌ねじ山の螺合方向における先行端に形成された異物除去部、または前記螺合において前記雌ねじ山の先行端より先行して前記雄ねじ山と螺合する凸部に形成された異物除去部を有し、かつ、前記異物除去部により前記雄ねじ山に付着した異物を除去して、その除去された異物を収容する異物溜まりを、自身の内周面において前記雌ねじ山より前記螺合方向の先行側の領域に形成したことを特徴とする雌ねじ部材。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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