特許
J-GLOBAL ID:200903051605615677

タンク用キャップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-098088
公開番号(公開出願番号):特開2002-293357
出願日: 2001年03月30日
公開日(公表日): 2002年10月09日
要約:
【要約】【課題】 燃料キャップは、少ない回転により燃料タンクの注入口を閉じるとともに、着脱時における係脱する力を小さくし、操作音を低減する。【解決手段】 燃料キャップは、トルク機構80を備えている。トルク機構80は、蓋体40に設けられた蓋体側係合部46aと、トルク片側係合部94bを有するトルクプレート90と、スプリングとを備えている。蓋体40を閉じる方向に回転したとき、蓋体側係合部46aは、プレート側係合部94bに係脱して節度感が得られる。このとき、係合垂直面46bが係合垂直面94dで半径方向に押圧して長穴94cを狭くするように弾性トルク片94が弾性変形する。一方、開く方向に回転したときに、係合斜面46cが係合斜面94eを押して、弾性トルク片94が支持端部94aを支点に傾くことにより、係脱状態になり、蓋体40がケーシング本体20に対して初期位置に戻される。
請求項(抜粋):
タンク開口を閉じるとともに、該タンク開口の周辺部に設けた開口側係合部と係合するタンク用キャップであり、上記タンク開口を封止するとともに、所定角度回転することにより上記開口側係合部に係合するケーシング側係合部を有するケーシング本体と、ケーシング本体に回転可能に装着され、タンク開口を閉じる方向または開く方向へケーシング本体を回転させるための操作部と、操作部とケーシング本体との間に介在し、操作部に加わった回転トルクをケーシング本体に伝達するトルク機構と、を備えたタンク用キャップにおいて、上記トルク機構は、操作部に設けられた操作部側係合部と、操作部側係合部と係合するトルク片側係合部を有し、該トルク片側係合部が操作部側係合部により閉じ方向の回動力を受けたときにケーシング本体に回転トルクを伝達する弾性トルク片と、を備え、ケーシング側係合部を開口側係合部に位置あわせした状態から、操作部が閉じる方向に回転したとき、トルク片側係合部が操作部側係合部と係合して、操作部からの回転トルクをケーシング本体に伝達する係合状態と、ケーシング側係合部が開口側係合部に係合して該回転トルクが所定以上となったときに、トルク片側係合部が第1方向の力で操作部側係合部に対して係脱する第1係脱状態と、ケーシング側係合部が開口側係合部に係合した状態から、操作部が開く方向に回転したとき、トルク片側係合部が弾性トルク片を第1方向と異なった第2方向の力で弾性変形させることにより、操作部側係合部に対して上記第1係脱状態より小さい回転トルクで係脱する第2係脱状態と、をとるように構成したことを特徴とするタンク用キャップ。
IPC (2件):
B65D 51/00 ,  B60K 15/05
FI (2件):
B65D 51/00 B ,  B60K 15/04 A
Fターム (22件):
3D038CA01 ,  3D038CA32 ,  3D038CB01 ,  3D038CC15 ,  3E084AA12 ,  3E084AB04 ,  3E084BA02 ,  3E084CA01 ,  3E084CB04 ,  3E084CC08 ,  3E084EA02 ,  3E084EB03 ,  3E084EC09 ,  3E084FD02 ,  3E084GA03 ,  3E084GA08 ,  3E084GB03 ,  3E084HA05 ,  3E084HB04 ,  3E084HC03 ,  3E084HD02 ,  3E084KA02
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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