特許
J-GLOBAL ID:200903051625264153

減衰力可変ショックアブソーバ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-281012
公開番号(公開出願番号):特開平6-106945
出願日: 1992年09月24日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】 制御違和感の少ない滑らかな制御を行うことができる減衰力可変ショックアブソーバ制御装置を提供すること。【構成】 加速度センサ2からバネ上加速度DDX、車高センサ4から相対変位YがECU9に読み込まれ、バネ上速度DX及びバネ上-バネ下相対速度DYが算出される。車速センサ11からの信号により補正されたマップが選定され、上記DX,DYに基づくアクチュエータ信号指示値PがECU9により求められる。この算出された値により可変絞りバルブ114が制御され減衰力が適宜調整される。上記補正では、車速が低いほど減衰力が小さくされることによりバネ上加速度の急激な変化に対処でき乗り心地が改善される。又、車速が高いほど減衰力が大きくされて安定感が重視された制振制御とされる。これにより、本制御装置は制御違和感の発生が防止され滑らかな制御となる。
請求項(抜粋):
車体と車輪との間に設置され減衰力が可変であるショックアブソーバと、車両の上下方向のバネ上振動状態を検出するバネ上振動検出手段と、前記バネ上振動検出手段により導かれたバネ上速度と、バネ上速度のバネ下速度に対する相対速度であるバネ上-バネ下相対速度とに基づき減衰力を可変するための指示信号を設定する信号設定手段と、前記信号設定手段からの信号に基づき前記ショックアブソーバの減衰力を可変する可変手段とを有し、前記ショックアブソーバの減衰力を制御して車両の振動状態を抑制する減衰力可変ショックアブソーバ制御装置であって、車速を検出する車速検出手段と、前記検出された車速が低いほど前記信号設定手段により設定される指示信号に基づく減衰力の大きさが小さくなるように補正する減衰力補正手段とを備えたことを特徴とする減衰力可変ショックアブソーバ制御装置。
IPC (2件):
B60G 17/015 ,  F16F 9/50
引用特許:
審査官引用 (4件)
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