特許
J-GLOBAL ID:200903051731386926

石油燃焼器の放電電極固定構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-216813
公開番号(公開出願番号):特開2001-041451
出願日: 1999年07月30日
公開日(公表日): 2001年02月13日
要約:
【要約】【目的】 放電を利用して芯に点火するようにした石油燃焼器の放電式点火装置の電極取付構造に関する。【構成】 芯外筒2の上部を広げて上昇した芯3との間に間隙を形成し、放電電極4は芯外筒2の上部に設けた点火用窓孔7から芯3にのぞませ、放電電極4と放電電極4の付近に配置した対向電極5との間で放電火花を発生させて芯3に着火する。放電電極4は外周を絶縁体6で覆い、かつ、点火用窓孔7から絶縁体6に向けて複数個の突出部7aを設け、突出部7aの先端が絶縁体6の外表面に当接して点火用窓孔7の内縁と絶縁体6との間に空気流入間隙8を構成する。絶縁体6の外周に均一に構成した空気流入間隙8から空気を供給することで、点火用窓孔7付近に拡散する未燃ガスを燃焼させ、タールやカーボンを絶縁体6や点火用窓孔7に付着させないことで、放電電極4と対向電極5の間でスパークを飛ばして芯3に着火する。
請求項(抜粋):
芯内筒1と芯外筒2との間隙で上下動自在に保持された芯3と、上昇して露出した芯3の芯外筒2側の側面に対向する位置に配置した放電電極4と、芯外筒2側の放電電極4の付近に配置した対向電極5と、対向電極5とは絶縁状態を形成するように放電電極4の外周を覆う絶縁体6とを設け、前記芯外筒2の上部は上昇した芯3との間に間隙を形成してこの部分の芯外筒3に点火用窓孔7を設け、放電電極4は絶縁体6を点火用窓孔7に嵌合しながら先端を芯3にのぞませて取付け、放電電極4と対向電極5との間で放電火花を飛ばして芯3に点火する石油燃焼器において、点火用窓孔7の内径を放電電極4の絶縁体6の外径よりも大きくして、点火用窓孔7と絶縁体6との間に空気流入間隙8を形成し、かつ、点火用窓孔7には中心に向かって複数個の突出部7aを設け、該突出部7aは放電電極4の絶縁体6の外周に当接して位置決めし、空気流入間隙8は放電電極4の絶縁体6の外周全体に形成することを特徴とする石油燃焼器の放電電極固定構造。
IPC (2件):
F23Q 3/00 102 ,  F23Q 3/00 605
FI (2件):
F23Q 3/00 102 L ,  F23Q 3/00 605 G
引用特許:
出願人引用 (2件)

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