特許
J-GLOBAL ID:200903051733662289

電動射出成形機における樹脂の射出方法及びその射出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-185319
公開番号(公開出願番号):特開平11-138599
出願日: 1998年06月30日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 射出速度の立上り特性を高める。【解決手段】 射出用電動機20を定格回転数(1500r.p.m)で回転させて、ねじのリードが20〜40mmとされたねじ機構34を作動させると、スクリュ17は500〜1000mm/secの速度で前進移動して樹脂を射出するが、この場合の射出用電動機20の回転数は、従来の射出用電動機の回転数(2000〜3000r.p.m)よりはるかに低く、またスクリュ17の最高射出速度は従来の最高射出速度(800mm/sec)より少し速い。加速時定数は射出用電動機の回転数に比例するので、射出用電動機20の回転数が低下しただけ、加速時定数が小さくなって短時間に所定回転数(所定射出速度)に立上ることとなり、応答性が向上する。射出駆動にタイミングベルトとプーリが使用されていないので、それらに起因する支障が生じない。
請求項(抜粋):
回転運動を直線運動に変える複数のねじ機構を、各ねじ機構にそれぞれ直結された射出用電動機で作動させてスクリュを前進させることにより、加熱筒内の溶融樹脂を金型の成形キャビティに射出する電動射出成形機における樹脂の射出方法において、上記各射出用電動機を、1500r.p.m以下で回転させて、リードが20〜40mmとされた上記ねじ機構の作動で上記スクリュを1000mm/sec以下の速度で前進させることを特徴とする電動射出成形機における樹脂の射出方法。
IPC (2件):
B29C 45/50 ,  B29C 45/77
FI (2件):
B29C 45/50 ,  B29C 45/77
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 精密位置決め微動送り装置およびシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-328335   出願人:畑村洋太郎
  • 送りねじ軸・ナット機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-018566   出願人:ファナック株式会社
  • 特開平4-168010
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