特許
J-GLOBAL ID:200903051853288801

酸洗性に優れた熱延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 久喬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-029806
公開番号(公開出願番号):特開平10-212522
出願日: 1997年01月30日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 熱延鋼板の熱延、潤滑条件を最適化し、圧延エネルギーを低減すると共に酸洗性を向上させる熱延鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】 重量比で、C=0.001〜0.2%。Si≦3.5%、Mn=0.05〜2.5%、P≦0.1%、Al=0.005〜2%、N=0.001〜0.01%を含有し、必要に応じ、Ti=0.005〜0.1%、Nb=0.05〜0.1%、B=0.0002〜0.005%の1種又は2種以上を含む鋼をAr3変態点+100°C以下、Ar3変態点以上の温度で仕上圧延する際、最終4パスのうち1パス又は2パス以上の圧延を、エステル系合成油を20%以上含む潤滑油を0.2〜10%の濃度で含有する圧延油を施す条件下で、トータル圧下率が40%以上となる圧延とし、750°C迄の平均冷却速度を20°C/sec以上とし、750°C以下で巻き取ることを特徴とする。
請求項(抜粋):
重量比でC:0.001%以上、0.2%以下、Si:3.5%以下、Mn:0.05%以上、2.5%以下、P:0.1%以下、Al:0.005%以上、2%以下、N:0.001%以上、0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる鋼を、Ar3変態点+100°C以下、Ar3変態点以上の温度で仕上圧延をする際に、該仕上圧延の最終4パスのうち1パスあるいは2パス以上の圧延を、エステル系合成油を20%以上含む潤滑油を0.2%以上、10%以下の濃度で含有する圧延油を施した条件下で、トータル圧下率が少なくとも40%以上となる圧延とし、その後、750°Cまで平均冷却速度20°C/sec以上で冷却し、750°C以下で巻き取ることを特徴とする酸洗性に優れた熱延鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/12
FI (4件):
C21D 8/02 A ,  C22C 38/00 301 W ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/12

前のページに戻る