特許
J-GLOBAL ID:200903051863317370

カルボン酸およびアルコールを対応するカルボン酸エステルから加水分解により得る方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-530084
公開番号(公開出願番号):特表2003-511432
出願日: 2000年10月11日
公開日(公表日): 2003年03月25日
要約:
【要約】本発明は、カルボン酸エステル、例えば、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸i-プロピルまたはn-プロピル、酢酸i-ブチルまたはn-ブチル、酢酸アリルおよびギ酸メチルを対応するカルボン酸とアルコールに、予備反応器(13)と反応蒸留塔(15)の組合せによって、触媒加水分解する方法および装置に関する。予備反応器(13)と反応蒸留塔(15)の組合せにより、転換率を実質的に上昇させることができる。さらに、その装置は、その供給原料流の供給量または組成の変動を補正することを可能にする。その生成物組成を広範囲にわたってコントロールすることもできる。
請求項(抜粋):
対応するカルボン酸エステルおよび水から、カルボン酸およびアルコールを加水分解により得る方法であって、カルボン酸エステルを含んでいる流れを反応蒸留塔(15)の中で水の存在下に高温度で加水分解触媒と接触させ、それによってカルボン酸エステルを少なくとも部分的にカルボン酸とアルコールに加水分解し、そしてその結果生じる反応混合物を同時に少なくとも部分的に反応蒸留塔中の成分の中に分離して、より揮発性の化合物、例えば、アルコールが反応蒸留塔(15)の塔頂からいわゆる塔頂流として取り出され、そして揮発性の劣る化合物、例えば、カルボン酸がその塔(15)の基部に少なくとも部分的に塔底留分として集められ、それをいわゆる塔底流または主成分流として取り出すことができる方法であり、さらに、 カルボン酸エステルを含んでいる流れを先ず予備反応器(13)に供給し、そこでカルボン酸エステルを水の存在下に最初の触媒と接触させ、それによりカルボン酸エステルを部分的に加水分解生成物に開裂させること、 反応混合物を予備反応器(13)から取り出し、少なくとも部分的に反応蒸留塔(15)に供給して、残っているカルボン酸エステルをカルボン酸とアルコールに少なくとも部分的に転換させるために第二の加水分解触媒と接触させることを特徴とする方法。
IPC (6件):
C07C 27/02 ,  C07B 61/00 ,  C07C 27/28 ,  C07C 27/34 ,  C07C 31/04 ,  C07C 53/08
FI (6件):
C07C 27/02 ,  C07B 61/00 C ,  C07C 27/28 ,  C07C 27/34 ,  C07C 31/04 ,  C07C 53/08
Fターム (17件):
4H006AA02 ,  4H006AA04 ,  4H006AC41 ,  4H006AC46 ,  4H006AD11 ,  4H006AD16 ,  4H006BA68 ,  4H006BA72 ,  4H006BA85 ,  4H006BD21 ,  4H006BD81 ,  4H006BD82 ,  4H006BD84 ,  4H006BE60 ,  4H006BS10 ,  4H006DA62 ,  4H006FE11
引用特許:
審査官引用 (8件)
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